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09月24日-02号

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  1. 中央市議会 2019-09-24
    09月24日-02号


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    令和 1年  9月 定例会(第3回)令和元年第3回中央市議会定例会1.議事日程(第2号)                             令和元年9月24日                             午前10時00分開議                             於議場  日程第1 議案第59号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例中改正の件  日程第2 一般質問2.本日の会議に付した事件  議事日程に同じ3.出席議員は次のとおりである。(18名)       1番  中沢美恵     2番  新海一芳       3番  薬袋 正     4番  笹本 昇       5番  山本六男     6番  江間政雄       7番  田中 清     8番  斉藤雅浩       9番  金丸俊明    10番  木下友貴      11番  田中輝美    12番  小池章治      13番  小池満男    14番  名執義高      15番  伊藤公夫    16番  井口 貢      17番  福田清美    18番  田中一臣4.欠席議員(なし)5.会議録署名議員       9番  金丸俊明    10番  木下友貴6.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(29名)   市長        田中久雄    副市長       望月 智   教育長       田中正清    会計管理者     相澤宏一   政策秘書課長    石田秀博    総務課長      桜木達也   危機管理課長    功刀裕章    管財課長      田中 実   財政課長      橘田 修    リニア交通政策課長 五味将元   庁舎整備室長    田中竜馬    政策推進監     蓮沼 隆   市民課長      北村公利    保険課長      内田孝則   環境課長      小沢 誠    税務課長      土橋利一郎   収納対策監     降矢嘉也    福祉課長      田中浩夫   高齢介護課長    泉 玄洋    子育て支援課長   中込 誉   健康推進課長    野沢文香    建設課長      薬袋正仁   都市計画課長    田島幸一    水道課長      河西利広   下水道課長     相川浩記    農政課長      有泉浩貴   商工観光課長    飯室隆人    教育総務課長    中楯孝博   生涯教育課長    田中俊浩7.職務のため議場に出席した者の職氏名(3名)   議会事務局長    今井 賢   議会書記      功刀亜紀子   議会書記      小沢和仁 △開会 午前10時00分----------------------------------- ○議長(福田清美)  本日は、大変お忙しいところご参集いただきまして、まことにご苦労さまです。 ただいまの出席議員は18名で、定足数に達しております。 これより本日の会議を開きます。 報道機関等から写真撮影等の申し出が出ております。 これを許可することにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、議場内での撮影を許可することに決しました。 本日の会議は、お手元に配布してあります議事日程表により行います。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第1 議案第59号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例中改正の件を議題とします。 定例会初日に、厚生常任委員会に付託しておきましたので、厚生常任委員長から審査の結果の報告を行います。 厚生常任委員長報告の後、委員長報告に対する質疑を行い、討論、採決を行います。 厚生常任委員長の報告を求めます。 厚生常任委員長田中清議員。 ◆厚生常任委員長(田中清)  厚生常任委員会から審査結果の報告をいたします。 厚生常任委員会は、9月13日、委員会室において委員会を開催し、委員6名と当局より説明員として関係職員の出席のもと、本委員会に付託されました案件について審査を行いました。 議案第59号 中央市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業利用者負担額等に関する条例中改正の件については、審査の結果、お手元に配布いたしました委員長報告のとおり、異議なしで、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、議案第59号に係る主な質疑はお手元に配布してありますので、ご一読ください。 以上で厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(福田清美)  厚生常任委員長の報告が終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。 (なし) 質疑なしと認めます。 これより議案第59号の討論、採決を順次行います。 議案第59号について討論を行います。 討論はありませんか。 (なし) 討論なしと認めます。 議案第59号を採決します。 お諮りします。 本案に対する厚生常任委員長報告は可決です。 本案は委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長報告のとおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(福田清美)  日程第2 一般質問を行います。 さきに議長に対して通告のありました一般質問は、お手元に配布したとおりです。 質問においては、議長に通告した内容のみとし、質問の要旨の範囲を超えないようにしてください。 質問時間は再質問を含めて20分以内とします。 また、関連質問は1質問者に対し、1人1回5分以内とし、2人まで認めますので、あらかじめご了承ください。 それでは通告順に発言を許します。 金丸俊明議員の発言を許します。 金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  それでは、通告に基づきまして、質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 通学路の安心と安全の確保について。通学路に防犯カメラの設置を。 近年、登下校中の子どもを襲う痛ましい事故、事件が絶えません。保護者による子どもの見守りや集団下校など、さまざまな対策はとられていますが、それでもなお発生する事故や事件に対して対応していかなければなりません。保護者などによる見守り活動には限界があると思っております。本市においても、下校時に不審者による声かけ、写真撮影や体をさわるなどの目撃情報等の事案などが発生しています。 不審者の対策については、子どもの登下校の見守りや警察官のパトロール、市職員による青色防犯パトロールも強化され、子どもが安心して通学できる環境をつくるため、学校や地域及び行政が連携し、地域社会全体で子どもを守ることに取り組んでいますが、それでもこのような事案は増加の傾向にあります。今後も子どもの安全を確保するために、さらなる対策が必要です。 通学路への防犯カメラ導入に関して、全国1,788自治体に対して行ったアンケート調査結果では、自治体が通学路の見守りに責任を持つ手段として防犯カメラを用いるとし、以下の理由で多くの自治体が賛同をしております。 1、不審者問題に対して一定の効果や抑止力があるものと考える。 2、犯罪抑止、犯人特定に大いに効果があると思われる。 3、犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくりは、全ての県民の願いであり、県が関係機関、団体と連携して取り組む必要がある。 4、通学路の安全対策は、学校、PTA、自治会、市、警察で連携して各種見守り活動を実施しており、その安全対策の一つの手段として有効なものと考える。 5、現在、子ども見守り隊などボランティア団体の活動支援を行っているが、防犯カメラ設置はその活動の補填となり得る。 6、ボランティアによる見守り活動に加え、防犯カメラを設置することで犯罪抑止がより一層高まることが期待できる。 このような理由から多くの自治体が防犯カメラを用いるとしております。また、県内の市町村で初めて、富士吉田市が子どもの監視の目として通学路に防犯カメラを設置するとしました。昨年、新潟県で下校中の子どもが殺害された事件や、大阪北部の地震で通学路のブロック塀の下敷きになって死亡した事故などを受けて、子どもの安全対策を検討した結果、市内全ての公立の小中学校合わせて11校の通学路に15台の防犯カメラを設置する方針を固めました。設置は見通しの悪い道路、交通量、人通りの少ない場所や山間部に近い道など、多くの目が届かない場所を中心に設置し、犯罪の抑止効果を狙うとしています。 このように、子どもの安全確保を目的に通学路へ防犯カメラを設置する自治体は、全国で拡大をしております。本市でも不審者情報などの状況を分析し、通学路の安心と安全を確保するための対策として防犯カメラを設置することを検討していただきたいと思います。 子どもたちを守るために以下について伺います。 1、見守り活動には限界があると思うが、本市の考えについて伺います。 2、安全確保に向けたさらなる対策、取り組みは。 3、アンケート調査結果で多くの自治体が防犯カメラを用いるとしているが、本市の考えは。 4、防犯上特に危険と思われる通学路はどこか。 よろしくお願いをいたします。 ○議長(福田清美)  金丸俊明議員の質問が終わりました。 当局の答弁を求めます。 中楯教育総務課長。 ◎教育総務課長中楯孝博)  私からは通学路の安心と安全の確保についてお答えいたします。 はじめに、見守り活動には限界があると思うが、本市の考えはについてお答えします。 通学路の安全対策については、これまで何度かご質問いただいておりますが、中央市では幸いここ数年大きな事故や事件は起きておりません。これは、やはり学校での登下校時の指導や注意喚起、また、PTA、市交通安全指導員地域ボランティア子ども守り隊の街頭指導、市及び警察でのパトロールによる活動の成果と考えております。安心、安全を確保するには、こういった人の目による見守り活動の取り組みを継続することが最も重要だと考えています。 次に、安全確保に向けたさらなる対策、取り組みについてお答えします。 現在、中央市の小中学校では、地域とともにある学校づくりを目指して、来年度を目標に全ての学校を、田富南小学校が先行実施しているコミュニティスクール学校運営協議会)の設置を進めています。これは、学区内の地域住民に、もっと学校に関わりを持っていただく活動で、保護者や教員、子どもたちと地域が密接な関係を持つことで、お互い顔のわかる関係になり、学校と地域が一体となり課題解決に取り組むことができます。このような活動からも安全・安心な通学を確保したいと考えております。 次に、アンケート調査結果で多くの自治体が防犯カメラを用いているとしているが、本市の考えについてはについてお答えします。 議員ご質問のアンケート結果は群馬大学によるものかと思いますが、このアンケート調査結果における自治体が通学路の見守りに責任を持つ、その手段として防犯カメラを用いるという考え方について「賛同する」との回答は21%、「どちらともいえない」が71%、「賛同しない」が8%で、賛同は必ずしも多くはなく、多くが「どちらともいえない」と回答しています。理由を見ると、財源の問題や周辺住民へのプライバシーの保護、画像データの管理などの問題から、一定の抑止力はあるものの設置が進まないのが現状であり、本市におきましても現在のところ、防犯カメラの設置の計画はありません。 次に、防犯上特に危険と思われる通学路はどこかについてお答えします。 特定の場所がどこかということではなく、学校では子どもたちに複数で下校するよう指導していますが、最後は必ず一人になってしまう児童がいます。防犯上は特にこういう場面が危険であり、地域の見守りが重要であると考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  当局の答弁が終わりました。 金丸俊明議員の再質問を受けます。 金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  ありがとうございました。 何か結論をいただいてしまいました。計画はしていないと、計画はないという現状の状況の結論をいただきました。しかし、本市の不審者情報の事案発生を見ると、やはり一度質問させていただいて、このことも今後考えてもらわないといけないなということで、再質問させていただきます。今の答弁を聞く限りは、ちょっとまだ当面は設置はできないかなと、そんなふうに私は捉えました。質問します。 子どもたちが一番、新聞等、ニュース等でも毎日のように報道されること、それは子どもが狙われるということでございます。その場所が通学路が非常に多いということでございますが、そんなことの中で、そういった痛ましい事故がとまらないというのが現状でありまして、そんなことを考えると防犯カメラというのは本当に必要かなとも、また、私は強く思っているものでございます。 通学路で保護者などに見守り活動を頻繁に行ってもらっていることに対して、犯罪者は犯罪を起こしにくくなっているということでございますが、この見守り活動の状況をちょっとお聞きしたいのですが、どんなふうにされているのかということは私どもはちょっと把握できませんので、年間を通じた見守り活動のそういった人員の配置とか、それからその仕組みというのはどんなふうになっているのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。 ○議長(福田清美)  中楯教育総務課長。 ◎教育総務課長中楯孝博)  再質問にお答えいたします。 見守り活動の主体となる子ども守り隊は、現在学校ごとに募集し、応募により登録しております。現在市内全体で147名の登録があり、人員配置についても学校ごとに依頼をされております。また、小学校におきましては、守り隊に加え各校保護者1,227人、教師170人による見守り活動も行っております。 以上で回答とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  学校ごとに非常に多くの方が見守り活動を実施をされているということは、非常に犯罪者にとっては効果があるんじゃないかなと、こんなふうに思っております。ぜひ、引き続いてこの見守り活動をしっかりやってもらいたいなと、こんなふうに思います。 次の再質問をさせていただきます。 通学路の安全確保取り組みについてでございますが、本市においても先ほど説明があったとおり、学校単位でもって通学路の取り組みをされているということでございますが、全国的に登下校中の児童、生徒が犠牲となる事故、これは皆さんもご承知のとおり毎日のように報道がされるわけですが、通学路の安全確保をさらに強めるために、各部、関係機関、これは道路管理者とか、それから警察、学校、それから教育委員会、こういった連携体制を構築をしてあると思うんですが、その内容、あるいはその通学路の緊急合同点検など、こういったことを定期的にやってもらえると、さらに効果があるんじゃないかなと思っておりますが、このことについて伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  中楯教育総務課長。 ◎教育総務課長中楯孝博)  再質問につきましてお答えさせていただきたいと思います。 昨年の大阪北部の地震の通学路のブロック塀の下敷きとなった事件とともに、5月に新潟市で下校中一人になったところを連れ去られたというふうな事件が起きたことにより、きっかけに道路管理者、警察、学校、危機管理課、私ども教育委員会の合同の緊急点検を行っております。点検については、防犯上や通行上の危険箇所を確認し、今後のパトロールや街頭指導の参考として共通認識を図ったものでございます。 今後の合同点検につきましては必要に応じ実施していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(福田清美)  金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  ぜひ引き続いてこういった関係機関と連携をされまして、こういった点検をやってもらいたいなと、こんなふうに思います。 それから、次の質問でございますが、先ほど防犯カメラ、予算上の問題も出てくるという答弁もいただきました。そこで、ちょっとお聞きします。 そのアンケートの内容なんか見ると、防犯カメラはほかの何かを市でやる行事の予算よりもそんなにかかるものではないというようなことも載っておりました。そこで、ちょっとお聞きします。非常にコストがかかるということでございますが、財政的に負担もかかるということは重々承知はしておりますが、一度設置をすると、それをまた維持管理をしなきゃならんということも出てきます。そこで、ちょっと参考までにお聞きします。 今、中央市、小中学校8校あります。例えば、それぞれの学校に1カ所ずつ危険な場所に8台、このカメラをつけて今後その維持管理をしていく、そういうことになった場合、大まかな予算でどのくらい最初あって、後の維持管理はどのくらいかかっていくのか、大まかなことがわかりましたら、お答え願いたいですが。
    ○議長(福田清美)  中楯教育総務課長。 ◎教育総務課長中楯孝博)  再質問にお答えします。 防犯カメラの導入費、維持管理費とも、防犯カメラの設置距離や機器性能、また集中管理等の管理体制、データ管理方法などにより経費は大きく変わることがあります。そういうこともありまして、経費の算出は大変困難なこととなってきております。 先ほどお話がございました県内で富士吉田が6月に予算計上しておりますが、防犯カメラの設置予算を見ますと、15カ所で2,200万円ということであり、単純に割り返しますと1カ所当たり150万円弱の予算となっているというようなことでございます。 維持管理費につきましては、ちょっとその中では出てきておりませんので、何とも言えないというふうなことでございます。 以上です。 ○議長(福田清美)  金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  ありがとうございます。1カ所大体150万という予算が多いのか少ないのか、私にはわかりません。しかし、子どもの安全を考えると、この150万、前向きに検討していただきたいなと、こんなふうに思います。 次の質問をいたします。 同じこともお話が出るかと思いますが、犯罪者の立場で物事を考えるのであれば、防犯カメラは非常に有効であると考えております。防犯カメラの死角を狙って犯罪行為を行っても、逃走している姿が記録されます。人の目を頼った監視体制とは違って、防犯カメラは記録が残り、犯人逮捕にもつながります。通学路で危険と考える場所に防犯カメラが設置されていることにより、犯罪者は行動を控えようとします。犯罪を未然に防ぐ効果は大いに期待されるものと考えております。防犯カメラは犯罪行為の防波堤になります。防犯カメラ子どもたちの安全を守ります。 本市においても、これまで多くの不審者情報が寄せられております。私の知る限りの不審者情報ですが、ちょっと件数を控えていただいて、1月16日、玉穂南小でありました声かけ。2月12日、田富南小で写真を撮られた。4月25日、豊富小学校、手首をつかまれた。6月3日、田富中学校、頭をさわられた。6月5日、田富北小学校、スマホで写真を撮られた。6月7日、東花輪駅前、体をさわられた、女子高校生。6月19日、豊富小学校、スマホで写真を撮られた。6月21日、田富北小学校、手招きをされて追いかけられた。7月2日、玉穂南小、写真を撮られた。7月10日、イッツモアで写真を撮られた。9月11日、田富北小で写真を撮られた。9月10日、これもやはり田富北小で写真を撮られたと。それから、9月17日、三村小学校、写真を撮られた。 このように多くの不審者情報が入って、私が知っている限りこれだけ聞いております。これ以外にまだあるのであれば、お聞きをしたいですが。 ○議長(福田清美)  中楯教育総務課長。 ◎教育総務課長中楯孝博)  今おっしゃられた案件ですが、13件ということで、私どものほうも13件と認識をしております。 ○議長(福田清美)  金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  13件出て、これが大きな事件には発展していない状況であるから幸いだなと思っているんですが、これがいつまた、これより上の事件になるのかということは、それを考えると何か怖いなというふうに感じております。 次の質問をさせていただきます。 これまで不審者情報13件ということなんですが、前年度はどのくらいあったかわかりますか。これはまた後で教えてください。 この間の新聞にあったんですが、こういった事件が多く発生をしているということで、自分の身は自分で守る教育を小学生にしようという考え方が近年出てきております。県のほうの考え方でも、山梨県教育委員会においても、子どもたちが自分で自分の身を守る能力を育む防犯安全教育を充実をさせるということが出ております。私もこれを新聞を見たときに、子どもたちにもこういった意識を植えつけなきゃいけんなと、私はおかしい人から逃げるんだとか、大きな声を出すんだとか、どこかの自宅へ逃げ込むとか、こういった教育をしてあげなければいけないなと新聞を見て思ったんですが、この件に関して、今後、中央市はどのように捉えていきたいか、お聞きをしたいですが。 ○議長(福田清美)  田中教育長。 ◎教育長(田中正清)  それでは、その件に関しまして私のほうからお答えさせていただきます。 今、新聞等であるように、当然子どもたちにもそのように不審者がいたら、例えば大きい声を出すとか。これ、なかなか勇気の要ることだというふうなことで、僕らも聞いております。その大人が来たときに、大きい声を出して逃げるということは、なかなかできることではないんですけれども、各学校におきましてもその辺の対応について子どもたちのほうに十分教育をしておりまして、子どもたちにも不審者にあったらついて行かない、また大きい声を出す、それから逃げるというふうなことは、徹底しているというふうなことで、私のほうには報告がございます。 ○議長(福田清美)  金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  きょう、防犯カメラの設置、子どもたちを守るために質問をさせていただきました。そして、それなりの答弁もいただきました。一つ残念なことは、まだ設置のことは考えていないということが残念であるなというふうに思っております。 最後になりますが、多くの子どもたちを犯罪から守るには、事故発生後の対応が非常に重要と考えます。防犯カメラに記録された映像から犯罪者の特徴や犯行時の状況が残されます。また、映像を参考にすることにより、不審人物の特徴などがわかりますので、子どもや保護者への注意喚起に役立ちます。警察にとっても捜査上の資料となり、犯人逮捕にもつながります。防犯カメラ子どもたちの安全を守ります。 最後にお聞きします。 今まで13件あった犯罪。犯人は逮捕された事例はあったんでしょうか。 ○議長(福田清美)  中楯教育総務課長。 ◎教育総務課長中楯孝博)  再質問にお答えいたします。 本年の13件の不審者情報につきましては、多くがスマホで写真を撮られたというふうな案件があります。そのスマホの写真につきましては、ただスマホを使っていて、子どもたちに方向が向いてしまったということで、写真を撮ったかどうかというところまでは、はっきりとはわかっておりません。そういったものも含まれていますので、案件として13件が上がってきております。 それと、防犯カメラについては、地域のプライバシーの保護ということが一番ネックになるところになっております。地域の方々、住民の方々が常にカメラに映っているということも、一部想定はされますので、そういったプライバシーの保護の観点からもなかなか難しい問題があるということでお答えとさせていただきます。 ○議長(福田清美)  よろしいですか。 金丸俊明議員。 ◆9番(金丸俊明)  ありがとうございました。スマホで撮ったのか撮らないのかわからんと、わかるのはカメラを設置すればわかります。防犯カメラを設置するとわかります。そして、プライバシーの問題。これはやっぱり地域の皆さんにアンケートでもとっていただいて、その意見を一度聞いたらいいと思います。なかにはつけてもらいたいという方もあるかもしれません。その辺のところも今後進めてもらいたいと思います。 最後になります。 犯罪行為の防波堤となりますので、ぜひ防犯カメラの設置を強く要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(福田清美)  金丸俊明議員の質問が終わりました。 関連質問を受けます。 関連質問はありますか。 笹本昇議員。 ◆4番(笹本昇)  それでは、関連質問をさせていただきます。 通学路の安全確保という観点から、ことしの8月26日に山日新聞のほうに県内の6交差点で安全対策が必要だという報道がありました。その中に中央市も含まれております。場所については若宮北と、交差点ということで報道されております。 これらについては、やはり子どもたちが通学する通学路を含めて安全確保のために必要な処置をとらなきゃいけないというようにされております。これを受けて、市では現場確認をし、さらには改善の方法等を考えておられるか、この辺についてお聞かせください。 ○議長(福田清美)  薬袋建設課長。 ◎建設課長(薬袋正仁)  ただいまの関連質問に回答のほうをさせていただきます。 先ほど議員が言われました若宮の交差点につきましては、早急に交差点のほうの改良をするということで進めていくようにしたいと思っています。 以上です。 ○議長(福田清美)  ほかに関連質問ありますか。 木下友貴議員。 ◆10番(木下友貴)  防犯カメラについてお聞きいたします。防犯カメラについての市の認識についてお伺いします。 防犯カメラについてですけれども、防犯カメラというのは犯罪者をつかめるという点については効果が、これは幾つも実績があります。ただ、犯罪抑止についてなんですけれども、いろいろな機関でいろいろな調査がされているという話を聞きまして、その中で、防犯カメラは一般的には抑止の効果もすごくあるというふうに言われています。実際カメラじゃなくて張りぼてのカメラみたいのを売っていたりもします。が、実際はそんなに抑止という点では効果がないんじゃないかという調査結果をお聞きしたことがあるんです。 私が聞いた調査結果では、犯罪の抑止、つかまえるじゃなくて、犯罪をなくすということです。抑止については自転車の駐輪場に設置したときの自転車の盗難と、駐車場の置き引きについては明確に抑止の効果があったと。ただし、それ以外の犯罪については特になかったというような調査結果を聞いたことがあるんです。 その中で防犯カメラについてはいろいろ議論がありますけれども、そもそも効果があるのかどうかというところから、それは考えなきゃいけないのかなと。特に抑止という点では思ったんですが、市ではその点、今回金丸議員が質問されているので、調べているかなと思いましてちょっと質問をさせていただきました。わかる範囲でいいので、ぜひ見解を伺いたいと思います。 ○議長(福田清美)  田中教育長。 ◎教育長(田中正清)  関連質問にお答えさせていただきます。 今、金丸議員さんのほうから抑止力があるのではないかというご質問、それから関連で木下議員からは抑止力に疑問をというふうなことでありますが、特に通学路の場合は、その通学路を全てカバーするというのは当然防犯カメラでできることではありませんし、また今、木下議員がおっしゃったように、ピンポイントでの例えば駐車場ですとか、それから多くの人が行き来する駅前だとか、そういうところへの設置というのはかなり抑止力というのは出てくると思いますけれども、通学路の場合については本当に、今、金丸議員もこれはおっしゃっているように全部を網羅するというのは当然不可能ですので、その危険箇所という意味で設置をというようなご意見ですので、その辺については両方のご意見があるというふうなことは思っております。 また、ちょっと余談になろうかと思うんですけれども、特に学校においては校内の不審者というふうなことを考えると、学校への設置ということも考えていかなきゃならないのかなというのが一つ、私のほうとしては考えておりますので、お答えとさせていただきたいと思います。 ○議長(福田清美)  以上で金丸俊明議員の質問と関連質問を終わります。 続きまして、新海一芳議員の発言を許します。 新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  2番議員、新海一芳です。よろしくお願いいたします。 台風シーズンにおける中央市の災害対策について。 1、中央市全体の水害時における避難行動の画一化について。 災害時には、自助、共助、公助へのスムーズな流れが重要となります。リバーサイド地区では、地区防災計画に基づき自助、共助を進めております。市としては全地区の地区防災計画を検証し、市全体の地区防災計画及び避難行動の画一化を図る必要性があると考えておりますが、どのようにお考えでしょうか。 また、水害時の避難行動に対する市としての公助の準備はどのように確立されているのでしょうか。 2、水害時における避難施設の確保について。 水害時には住民の避難行動に伴い、公的な避難施設の確保が必要ですが、山梨日日新聞社が行ったアンケート調査によりますと、浸水被害が想定される県内14市町の全てで、各自治体内に指定した避難所の収容人数が人口を下回ることが判明しております。これは、公共施設に限りがあることが要因とされており、今後必然的に民間施設の利用が求められます。官民一体となった水害避難所の確保について、どのようにお考えでしょうか。 3、広域避難の取り組みについて。 水害時の避難では、他地区への広域避難行動も必要となります。リバーサイド地区では、地区防災計画に基づき、広域避難を住民に呼びかけております。しかし、広域避難は日ごろから避難地域の明確化及び避難先地域との連携が必要となります。このために8月の防災訓練において、初の試みとなる広域避難訓練が実施され、避難受け入れ先の韮崎市穂坂地区との連携を確認いたしました。市としての広域避難への取り組みをお聞かせください。 質問2、リニア駅建設に伴う中央市の取り組みについて。 1、リニア駅周辺整備計画の進捗状況と市の取り組み状況について。 現在、県が進めている整備計画の進捗状況と市の取り組み状況をお聞かせください。 2、先行した市の整備計画の必要性について。 県の方向性に基づき、駅周辺の整備計画は進んでいきますが、今後の決定を待つだけでは時間の浪費となり、さまざまな計画に遅れが生じます。市としては、幾つか想定されるリニア駅の立地や交通アクセスなど、複数案用意しておき、決定後迅速に整備計画に移行できるような体制と計画案づくりを、スピード感を持って進めていく必要を強く感じますが、いかがお考えでしょうか。 よろしくお願いいたします。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員の質問が終わりました。 当局の答弁を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中久雄)  それでは、新海議員の質問にお答えをしてまいります。 台風シーズンにおける中央市の災害対策については危機管理課長からお答えいたしますので、私からはリニア駅建設に伴う中央市の取り組みについてお答えをいたします。 はじめに、リニア駅周辺整備計画の進捗状況と市の取り組み状況についてお答えをいたします。 山梨県においては、長崎知事による新たな県政づくりのスタートが切られ、6月の県議会の所信表明の中で、リニア中央新幹線は県内経済にとってまたとない好機、チャンスを形にするため民間資本の誘致の方針や駅周辺の整備内容などを示すビジョンを、今年度中に策定するとし、また、駅位置は駅の乗降客数や既存の交通への影響などをより精緻に検討し、将来の交通体系の在り方や県経済への波及効果を見据え、ビジョンの検討段階で県民に示したいと述べ、7月にはリニアやまなしビジョン検討会議を設置し、検討を始めたところであります。 本市のリニア活用基本構想については、市の関連する分野の計画や施策について、現在具体化の検討を進めており、特に昨年度から見直しをしている中央市都市計画マスタープランの中で検討し、まちづくり計画を推進しているところであります。 今後も中央市の各種計画等を考慮する中で、バランスのとれたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 次に、先行した市の整備計画案の必要性についてお答えをいたします。 先ほど申しましたように、山梨県においては現在、駅周辺の整備内容などを示すビジョンを今年度中に策定する予定です。市といたしましては、リニア駅周辺整備計画が今後どのように見直されるのか、動向を注視している状況であります。2027年のリニア開業を見据える中で、開業までに計画を進めるもの、開業後の対応が必要なもの等を精査しながら、実効性のある計画を策定し、その効果を最大限享受できるよう取り組んでまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  それでは、私からは台風シーズンにおける中央市の災害対策についてお答えします。 はじめに、中央市全体の水害における避難行動の画一化についてお答えします。 防災計画につきましては、国レベルの総合的かつ長期的な計画である防災基本計画と、地方レベルの都道府県及び市町村の地域防災計画があり、それぞれのレベルで防災活動が実施されています。 大規模な広域災害が発生した場合には、まずは自分自身で自分の命や身の安全を守ることが重要であり、その上で地域コミュニティでの相互の助け合いが重要になってきます。その観点から、市町村内の一定の地区の住居者及び事業者が行う自発的な防災活動に関する地域防災計画制度が創設されました。市ではこの地区防災計画制度を推進するため、今年度、東花輪第3自治会、町之田自治会、関原自治会の3地区をモデル地区とし、有識者の協力を得て、地区防災計画の策定の支援を行っております。 現在の進捗状況につきましては、対象となる災害の決定、行動すべきこと等、課題を絞り出し、地区計画に掲載する項目を決定し、計画の素案を作成しています。作成した後、この素案を活用し、訓練を実施し、3月には3地区の地区防災計画が完成する予定となっております。今後、市ではモデル地区及び既に策定されている自主防災会の地区防災計画を参考に、多くの自主防災会が地区防災計画を作成することができるよう支援していきたいと考えます。 また、水害時の避難行動に対する市としての公助の準備はどのように確立されているかにつきましては、水害をはじめとする自然災害に対しては、行政に依存し過ぎることなく、自らの命は自らが守る意識を持ち、自らの判断で避難行動をとる事が原則であります。市としてはその周知徹底のため、中央市防災マニュアルを作成し、今月全戸配布したところであります。洪水ハザードマップ及び避難に関する情報、避難勧告等の発令基準も掲載されておりますので、市民の皆様には災害に備え必要な情報、行動を事前に確認し、活用していただきたいと思います。 なお、市内の国、県の管理する河川については、10カ所に水位計が設置され、その水位や国土交通省などの防災機関の情報など、多くの情報は市の新庁舎防災対策室で確認することができ、それらの情報や市で定めた避難判断基準に基づいた避難情報を、防災行政無線、防災無線メール等により速やかに発信する体制を強化したところであります。 また、市では平成29年度より、中央市地域防災リーダー養成講習を開催し、地区防災計画に関する内容を含めた防災知識の習得や技能講習を行っておりますので、さらなる内容の充実を図り、地域で長く活躍できる防災リーダーを育成しております。 なお、消防団(水防団)についても自主防災会との連携を強化してまいりたいと考えます。 次に、水害時における避難施設の確保についてお答えします。 7月27日の山梨日日新聞のアンケートでは、市内の小中学校8校を含む19施設の収容人数が人口を下回るとしていますが、現在、市では水害時の一時避難施設として市内の4事業所と協定を締結しております。今後はさらに洪水時に利用可能な市内や近隣市町の2階建て、3階建て以上の建物を所有する幾つかの事業所と協定の締結が図られるよう取り組んでいきたいと考えます。 次に、広域避難への取り組みについてお答えします。 今回作成したハザードマップでは、大規模な洪水が想定される災害時には、市内の避難所だけではなく、市外の親戚や知人宅等への避難をすることも推奨しており、市では現在、県外3自治体と協定を締結しているところであります。今後、広域避難につきましては、相手先の選定等、難しい面がありますので、県及び有識者の意見などを参考にしながら、検討させていただきます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  当局の答弁が終わりました。 新海一芳議員の再質問を受けます。 新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  順番に行きたいと思います。 中央市全体の水害時における避難行動の画一化についてということですが、当局のほうでは地区防災計画を推進しているというようなお話をいただきましたが、先ほども言ったように3自治会が3月までにということで、私が質問の中にリバーサイド地区、リバーサイド地区という言葉がいっぱい入っているかと思うんですが、これは私どもリバーサイド地区が先行していろいろな地区防災計画をつくったりとか、逃げ遅れをしないような早い避難をしようという意識づけを先行してやってきたと思っております。 そういった観点で、この画一化ということは、いち早く、やっぱり個人ができることは自助であるんですけれども、どの段階で逃げるかというスイッチですよね。スイッチを入れてくれるのが、やっぱり市からのスイッチが一番大きいわけです。そういったものを入れてもらえるような地区防災計画。それで、地区防災計画といっても堤防をつくるとか、そういったことではありません。逃げるタイミングです。あくまでもそのタイミングが、一番、今いろんなところで災害が起きているかと思いますけれども、あの時逃げておけばよかったなというケースがすごく多いと思うんですよ。そういったことを考えて、市のほうでぜひスイッチを入れるタイミングはどのように考えているのか、お答えいただければと思っています。 以上です。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  地区防災計画につきましては、先ほど答弁いたしましたが、今年度の3地区をモデル地区として支援を行っております。また、今後につきましては、今年度を含めまして3カ年計画で3地区ずつ行っていく予定であります。また、支援については、県が行っている地区防災計画の作成のモデル事業、また既に作成されている地区防災計画を参考に地域の災害の特性に応じた実効性の高い計画が作成できるよう、有識者の協力を得ながら作成の支援を行っていきたいと思います。また、モデル地区の住民を対象に重要性について勉強会も行っておるところであります。 また、スイッチをどの時点で入れてくれるかということなんですけれども、先ほども答弁したように、今度新しくできた新庁舎の防災対策室のほうで、国土交通省とか、そういった機関の情報が随時とれますので、そちらのほうを確認しつつ、早目に避難とかそういった勧告のほうを、防災無線また防災メール等を使って発信していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。ぜひ一番市民の方がどこへ逃げればいいのかというのもあるけれども、どのタイミングで逃げればいいかというのがわからないと、逃げ遅れてしまうということが多いと思うんで、そこだけは空振り覚悟でもいいですから、やっぱり市のほうできっちりとしたスイッチを入れてもらいたいと思っております。 また、今のところで続きまして、ハザードマップ等のことでちょっとご質問させていただきます。 とてもすばらしいハザードマップ、こういったものをつくっていただきましてありがとうございます。この中で特に、防災カードというマグネット式になっている、これは私すごくすばらしいと思います。私ども、お金がなかったので、2年前からこういったものをつくっております。これがほぼこれと一緒です。いろいろ参考にしていただいたのかわからないですけれども、こういったどこへいつ逃げるかとか、そういうことが詳細にできるようなことになっております。 そこで、こういったものをつくってくれたのはすばらしくてうれしいんですけれども、ちょっと防災マニュアルのほうに、どうしても。これは現危機管理課長ではないときにつくったとは思うんですけれども、その説明会のときにも私がちょっとご質問させていただきましたけれども、北小が水害時の避難場所になっていると。北小自身が5メートルくらいは沈むという場所になっております。そこで、今現在、北小を例えば水害時に避難場所として2階、3階へ行って3階とかになればまた違うのかもしれないですけれども、それが正しいかというとちょっとそこは違うんではないかという質問をさせていただきました。 私どもは地域の皆様に、必ず言っていることは北小には逃げるなと。北小に逃げたら死ぬぞと。やっぱり北側の高いところ。今、緊急時ですと、オギノ、アピタの駐車場ということになりますけれども、それ以外に私が常々言っている広域避難みたいなものになっていきます。 そういった観点で、ちょっとここに北小が入っているんですけれども、その辺のところはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  災害時の避難所ということで北小が入っているんですけれども、北小は洪水時の2階以上使用ということでなっておりますので、またそういったこともご理解いただいて2階以上の使用をお願いしたいと思います。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。そうは言っても、想定外という事があるので、そこはもう一度検証していただきたいと私は思っております。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 水害時の避難施設の確保についてということなんですけれども、今いろいろなところに何社か当たっていただいているというお話なんですけれども、実際に具体的に何かそのような動きはしたということはあるんでしょうか。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  今、災害時の市内の4事業所と協定を結んでいるところなんですけれども、実際に今のところまだ正式にはいっていないんですけれども、今度新しくできたホテルとか、ああいったところを、行って協定等を結んでいきたいと考えております。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。先ほども私は避難を自助で早い段階でするという話をさせていただきましたが、やっぱり要支援者等は自分一人では避難することができません。そこで、やっぱりこういった施設の、協力してくれる官民一体となるものに対して、その方たちをどちらかに連れて行くような送迎手段を必要かと思うんですけれども。市のバスをどう考えても2台、3台のものでは足りないと。全地区の、中央市全体の方が要支援者いらっしゃるわけですから、そういった部分も交通機関の何かそのようなところと提携を結ぶとか、そういったお考えはおありでしょうか。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  ご質問の要支援者等の一時避難所から広域避難ということであると思うんですけれども、広域的な災害が発生し、または発生する恐れがある場合について、要支援者等の避難者が先ほど新海議員が言われたバスで移動するということなんですけれども。現在市の大型バスを所有する旅行会社と災害時におけるバス利用についての協定を進めているところでありますので、そちらのほうも、また早い時期に締結できるような形で進めてまいります。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。本当にそういった送迎手段とか、あと2階、3階で緊急時避難させてもらえるところとか、そういった官民一体となった避難ができるようなシステムというのが、すごくすばらしいと思うんで、ぜひ中央市のほうはそのような形でお願いしたいと思います。 それでは、広域避難の取り組みについてのほうに移らさせていただきます。 まず、私、これ3月のときも言いましたけれども、ここにも書いてありますけれども、自治会単位で交流を図ると、そういった形の中で、その次に今度は自治体同士がうまくそういったことにできるとすごくありがたいと思っております。 もうあれから半年たちました。私たちは8月25日に防災訓練、避難訓練のときに、広域避難というものを実際に行っております。96名出席、実際にアピタのほうにいたのは100名以上残っていますから、二百何十名の方が皆さん、意識を持って来てくれて、広域避難に行ってくれたのが96名という形になります。そういったことを実践していますけれども、中央市のほうも前回のお答えは、広域避難はまだ考えていないということだったんですけれども、だんだんその地域ごとでやっていくようなものがふえてきたら、その次には例えば市長同士でお話ししてもらう、副市長同士でお話ししてもらうとか、そういった形で少しずつ公共の、自治体同士みたいな形になっていかないと、やっぱりあくまでも私たち個人、個人みたいな感じになっていると、そこの場所しかだめなんですよね。 うまくマッチングさせてもらうとか、そういったセッティングしてもらえるようなことがあると、すごくありがたいんで、その辺は市はどのようにお考えになっておりますでしょうか。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  先ほども答弁させていただいたんですけれども、広域避難につきましては相手先の選定等、難しい面がいろいろありますので、県及び有識者の意見などを参考にしながら、今後検討してまいりたいと考えていますということが答弁となりますけれども、リバーサイド地区のように自分たちで避難先を探してきて、友好を深めているということですので、そういったところがあるであれば、自治体としても協力はしてまいりたいと考えておりますので、そのような答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。心強い答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。 それでは、質問をかえさせていただきます。 リニア駅建設に伴う中央市の取り組みについてということに移らさせていただきたいと思います。 先ほど、市長のほうからいろいろなご説明をいただきましたが、やっぱり私がもう四、五年前、自治会長会の会長のときに甲府圏域のリニアの会議に出席したときにも、この質問をそこでしました。そこからもう何年かたっています。3年くらいはたっています。3年ぐらいたっているのに、やっぱり何も見えてこない。知事がかわり、ゼロベースからということはわかるんですけれども、それを中央市自体が待っていていいんでしょうか。やっぱり私は中央市としては、このような開発をしていきたいとか。せっかく来る千載一遇のチャンスですから、無駄なただ通過駅にしないで、これだけの優秀な方がいらっしゃるんだから、必ずそこをメリットになるような、もう来ることは決まったことですから、メリットになるような何かそういった具体的なことがあればお答えいただきたいと思います。 ○議長(福田清美)  田中市長。 ◎市長(田中久雄)  それでは、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 まず、リニア駅周辺という、周辺というその意味合いでございますけれども、周辺というのは、今、先ほども答弁で申し上げましたように県で考えている24ヘクタール、そこが駅周辺として位置づけられている。あと、それ以外のものは駅近郊という表現でされております。 私ども市として活用基本構想を策定した、その意味合いが、駅周辺はいいと。駅周辺は県がやればいいと。そこから外といいますか、中央市にかかわる部分ですけれども、ここは市がしっかりやっていかないと、リニア開業に向けてのいろいろなメリットというものを享受はできないよということで、活用基本構想というのをまとめさせていただきました。 ただ、今、具体的に何かあるかと言われても、これからどういうふうにしていくかということを今考えているところでございます。先ほども答弁で申し上げましたように、開業前にせねばならんことと、開業後じっくり構えてやっていくこと、この2つに分かれると思うんです。今、開業に備えてというのは、どういうふうに身延線、今はあくまでも大津に駅ができるということを想定した中でやっていますので、その大津と市内の身延線の駅をどういうふうに結ぼうかということで、今たまたま小井川駅のところの駐輪場が移転をします。それとあわせてそこにバスターミナルをつくろうじゃないかということで、今もう既に工事発注のほうがしてありますので、間もなくそれが形として見えてくるのかなというふうに思いますし、東花輪駅前については、ご存じのように駅前広場が整備をされて、バスのとまるところもきっちりありますので、そこはあとバスが来てくれればそれで済むだろうというふうに思います。 ただ、知事が長崎知事になって、駅の位置を動かすという話はしていませんけれども、駅が大津に決まった経緯をしっかり知りたいと、検証したいということで今、知事の、県のほうで一生懸命やっています。それがどういう結論が出るのか、恐らく年度内あるいは年内くらいには出てくるのかなというふうには私どもも期待はしておりますけれども、そのことがはっきりできれば今後どこへ何をどういうふうにということも出てくるんだろうというふうに思っております。 以上です。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。確かに市長のおっしゃることは、今の段階ではそういったお答えになるのかなと私も思っておりますが、ただ、やっぱり皆さんの中で、こんなものができたらいいなとか、こんな感じの中央市になったらいいなというような、中央市のまちづくりに何かもうビジョンみたいなものを持ってもいいのかなと、私は思っております。そのようなことが、もし何かあれば。それが今言ったから実現できなかったとか、そういう問題ではなくて、何かこんなことをやったら中央市がすばらしいよねみたいな、ビジョンみたいなものがあったらお聞かせいただけますでしょうか。 ○議長(福田清美)  田中市長。 ◎市長(田中久雄)  これも先ほどの答弁の中でもお答えをいたしましたけれども、今現在、私どもの都市計画の基本となるべきもの、都市計画マスタープランを見直しを行っております。これはあくまでも今回はリニアを想定した土地利用ということができるようにしていこうということで、そんなマスタープランの見直しもしておりますので、そこら辺がきっちり固まり次第、そこをどういうふうに。私どもそこをどういうふうに生かしていくかという活用方法、それを今やっているところですので、ここで何をどういうということにはまいりませんけれども、しっかりした計画をつくってまいりたいと思います。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。ちょっと私の質問と市長のお答えが違うものかなとは思うんですけれども、私が質問したのは、どのようなまちにつくっていきたいか、リニアを活用した。そういった何かビジョンみたいなものがあればと思って、このような。例えばの例ですけれども、医療関係を中心としたまずリニアのまちづくりにしていくとか。いろいろな考え等あるかと思うんですけれども、その辺がどうなのかなと思ったんでお聞きしました。 マスタープラン等のそれを見ながらということではわかるんですけれども、例えばそのマスタープランで何かこんなことをやってみたいというのが少しでもあったらお聞かせいただきたいと思って質問いたしました。もう一度お願いいたします。 ○議長(福田清美)  田中市長。 ◎市長(田中久雄)  マスタープランはあくまでも土地利用を定めていくということですので、この場所はどういう土地利用をしていこうかというようなことをこれから定めていくわけですので、それが定まれば、今度は何をどういうふうに具体的にしていくかということが出てくるわけでございます。その結果を見ながら今後計画をしてまいりたいと思います。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。では、ちょっと質問のほうをかえまして、今、知事がゼロベースということで駅のほうも。もしかしたら小井川のほうの駅にジョイントするような形のリニアの駅づくりみたいなことも考えられると思うんですけれども、その辺は前の一般質問の中で、山本議員とかいろいろリニアをどのように使ってやるかというような質問もあったかと思うんですけれども、中央市としては大津のほうにするのか、それとも小井川のほうにするのか。やっぱりそこはある程度中央市としてはこういった方向のほうがいいよねとかというのがないと、私はおかしいと思うんですけれども。 まず中央市としてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(福田清美)  田中市長。 ◎市長(田中久雄)  駅位置ということでよろしいでしょうか。 駅位置ということで言いますと、当初知事が駅が決まった経緯を知りたいというお話が出たときに、もしかすると見直しがあるかもしれませんよねということで、取材も受けました。そのときお話を申し上げましたけれども、こちらのほうに来てくれるんであれば大歓迎をしますということでございます。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございます。やっぱりどうぜ来ていただけるんであれば、リニアの駅が中央市内にあるということはやっぱりちょっと違う意味で、大分。中央市が一番、私は恩恵を受ける市だと思っておりますので、リニアがもし来た場合に。だから、ぜひそういったことを踏まえて、何も手だてを打たないでではなくて、通過駅になることだけは避けるような、いろんな皆様方のお知恵を拝借して、すばらしい大津になろうが、小井川になろうが、一番中央市がメリットがあると私は思っておりますんで、駅周辺の開発を含めてやっていただきたいなと思います。 いろいろ中央市の、今、リニアのことに関して市長からもいただきましたけれども、難しい状態です。それは私もわかっております。県からこうだよという方向性も出ないのに、中央市で先走って何をやればいいかと言ったって、なかなか出てこないのはわかりますが、やっぱりその辺のところを少しでもこちらにいらっしゃる課長さんたちが、俺はこんな駅周辺の開発をしてみたいなものがあったら、やっぱり一人ひとりが考えてもらって、それですばらしい中央市、駅から中央市全体に波及するようなすばらしい中央市にしていただきたいと思いますので、市長ばかりではなくて、今ここにいる幹部職員の皆様方もぜひ一人ひとりがリニアの駅ということは、もうみんなで考えなきゃだめだと思うんですよ。そういったすばらしいプロジェクトになると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 最後にその辺を、市長、もう一度決意も含めてお願いできればと思います。 ○議長(福田清美)  田中市長。 ◎市長(田中久雄)  いろいろありがとうございました。 もうこれ以上の、山梨県全体が発展するものはないのだろうというふうに思います。最初、20号線が開通をして、笹子トンネルが抜け、あるいは中央線が出て、あるいは中央道が出てということで山梨県がいろいろ発展をしてまいりました。今度はリニア中央新幹線というものが、あと8年後には現実の問題として開通をするわけでございます。それに向けて私どももこの市をどういうふうにしていこうかということで、先ほど申し上げましたように、リニア活用基本構想というものも策定をさせていただきました。 それに基づいたり、あるいは都市計画マスタープラン、これはご存じのように今、大津もそうですし、小井川のほうへ寄ってきてもそうですけれども、全ての土地が今、農振農用地という法に縛られた土地でございます。これを法を無視して勝手に開発ということは、これはたとえ市であってもできるものではありません。そういうものを順々に段取りを組みながら、クリアをしながら、どういうふうに利用をしていくか、活用していくかということが大事なことだろうというふうに思います。 また、職員ともども一生懸命頑張ってまいりたいと思います。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員。 ◆2番(新海一芳)  ありがとうございました。 これで最後とさせていただきますが、先ほどの逃げ遅れのスイッチが市のほうで入れていただきたいということと、今市長がおっしゃっていただいたリニア中央新幹線の駅をうまく使った中央市のまちづくりみたいなものを幹部全員で考えていただいて、すばらしい中央市にしていただきたいと思います。本当に長い間質問させていただきましてありがとうございました。 以上で私の質問を終わりとさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(福田清美)  新海一芳議員の質問が終わりました。 関連質問を受けます。 関連質問はありますか。 小池満男議員。 ◆13番(小池満男)  関連質問をさせていただきます。 広域避難への取り組みについてということでございますが、広域避難、広域の災害の場合は、災害の形態により避難経路がまるきり違ってくるではないか。そんなふうに考えております。 それで、なるべくでしたら、近隣の市町村と地区への対応が必要でないか、そういうふうに思います。近隣の市町村といいますと、何かここに韮崎市穂坂地区との連携をというふうに書いてありますが、近くですと、甲斐市の赤坂台の地区とか、そういうところもあります。または、避難の形態として水害、そういうものの場合は、少し高いところを持っている、中央市にも豊富地区みたいな高台のところもあります。そういうことも考えて、豊富地区、市川三郷地区の高台、そういうところにも、なるべく近いところへ避難できるような、複数のところを確認しておく必要があるではないか、そんなふうに思います。 また、地震につきましては、地震が発生した場合には、本市も関連すると思いますが、南アルプス市の場合は静岡の御前崎、新潟の糸魚川、破砕帯、日本最大の破砕帯といわれているものがありますが、それもちょっと地震の場合は環状線を使って釜無川の西側を避難するというのは大変また危険があるではないか。だから、形態を考えて避難路を確認しなければならない。そんなふうに考えております。 ですから、ぜひ、2カ所、3カ所の近隣の市町村と連携して対策を考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  広域避難につきましては、先ほど答弁の中で申しましたとおり、相手先の選定が難しいと思いますので、県及び有識者の意見などを参考にしながら、今後検討させていただきますということで答弁させていただきました。 また、豊富地区とか隣の市川三郷町のほうになるんですけれども、そちらのほうにつきましても、避難できる場所とできない場所というのがあると思うんで、例えば台風とか大雨が降ったときには土砂災害ということも考えられますので、そちらのほうにつきましても、今後先ほど答弁の中で申し上げましたように、県及び有識者の意見などを聞きながら、今後考えていきたいと思います。 以上です。 ○議長(福田清美)  ほかに関連質問はありますか。 名執義高議員。 ◆14番(名執義高)  関連質問させていただきます。 台風シーズンにおける災害の問題というテーマでありましたので、先般の千葉を襲った台風15号の影響で、風台風、停電が非常に長く起こって、いろんな苦労をしていると。災害にもいろんな問題があるなという中で、こういった点についてもやっぱり考えなきゃいけないなということを強く感じています。お見舞いを申し上げたいと思っています。早い復興を願っています。いろんな災害の折に必ず起きていることが、この停電が長く続くという事案であります。 家庭でほとんどがオール電化になって、電気がないと本当に困っちゃう。今回は熱中症で亡くなった方もいらっしゃるという中で、こういった点について、新たな災害対策というのを考えなきゃいけないというのが今回の教訓ではないかと私は思っています。 例えば、太陽光を使っていたけれども、実際それが使えたのか、使えなかったのか、これもテーマであります。自然エネルギーが、今再生可能エネルギーを使おうと言っていますが、どうも災害には弱いよね、そういう問題もあるでしょう。この電気というテーマの中を考えないと、これから我々の地域生活を担っていく上でも大きな問題だというふうに思っています。 避難所へ行って避難生活をすると全然変わってくる。これはもう当たり前でありますから。しかし、何とか助かった、うちも助かった、けれども今回のような事案、これは大きな問題と思っています。 中央市でも、例えば自家発電がある地域がどのくらいあるのか。施設を持っている地域がどのくらいあるのか。そういうことを含めて対策が必要だと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  功刀危機管理課長。 ◎危機管理課長(功刀裕章)  名執議員の質問につきましては、台風15号による千葉県のような停電の被害、災害が起きたときは、市としてどのように考えるかということなんですけれども、台風などによる事前に予測できる災害につきましては事前準備を行い、速やかに県など関係機関と連携をとりながら、早目の避難所開設準備とか、あと必要に応じて災害協定を提携している自治体とか企業がありますので、そちらのほうと連絡をとり合いまして、対応してまいりたいと考えております。 また、市内に蓄電池とか、そういった企業とかどれだけあるかというのは、まだ今は私どもはそういったことは調べておりませんので、今後調べていきたいと思います。また、この庁舎につきましては、一応3日間発電機が動かせることになっております。先ほど言いましたように、提携を結んでいる企業、燃料とか優先で供給してくれる企業等、積極的に応援要請をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(福田清美)  以上で新海一芳議員の質問と関連質問を終わります。 一般質問の途中ですが、ここで暫時休憩いたします。 △休憩 午前11時28分----------------------------------- △再開 午後1時00分 ○議長(福田清美)  休憩前に引き続き会議を開きます。 小池満男議員の発言を許します。 小池満男議員。 ◆13番(小池満男)  13番、小池満男です。通告により一般質問を行います。 まず最初に、質問1、合併特例債について伺います。 中央市合併特例債の現状について。 中央市は平成18年の合併から14年を迎えました。現時点では最も有利な起債である合併特例債の使用期限では15年間と思われますので、残る期間は1年余りです。現時点では市民の多くは合併特例債の詳細を知らないのが現実だと思われます。そこで、次の5件について、市民に周知されることを目的として伺います。 1、中央市合併特例債の適用期限は。 2、特例債補助金の総額は。 3、平成19年度からの年度別工事費(工事別)の詳細。 4、特例債の残額は。 5、今後7月以降の工事と特例債補助金の使用の予定は。 次に、質問2、明るいまちづくりのための防犯・防災について。 中学生の通学路対策、防犯灯のLED化について伺います。 次に、明るいまちづくりですが、6月議会での行政の答弁の中では、現在通学路に設置されている街灯は1,024灯で、市が管理する全ての街灯のおよそ半分で、その全てがLED化されているとのことでした。また、中学生の通学路は交通量が少なく、街灯が設置されているなど安全性も考慮し、学校が通学路として指定しているとの答弁でしたが、市の指定と学校指定の通学路の違いはどのようになっているのか伺います。 なお、市のほうでは直接指定していないというような話を伺いましたが、その点についても伺います。よろしくお願いします。 ○議長(福田清美)  小池満男議員の質問が終わりました。 当局の答弁を求めます。 橘田財政課長。 ◎財政課長(橘田修)  それでは、私からは合併特例債の現況についてお答えいたします。 はじめに、合併特例債の適用期限について、発行期限ということでお答えをさせていただきます。 発行期限につきましては、現時点において令和2年度末となっております。しかし、平成30年4月25日に施行された東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律により、合併特例債の発行期限が5年再延長することが可能となりました。 本市においても、これからの大型事業の進捗状況や公債費の平準化等を検討する中で、5年再延長することとしました。再延長の手続として、旧合併特例法に基づき策定しました新市建設計画を変更する必要があります。当該計画を変更するには、県知事に協議し、市議会の議決を経る必要がありますので、今年度中には議会へ議案を上程する予定で事務手続を進めてまいります。議決されますと、発行期限が5年再延長され、令和7年度末となります。 次に、特例債の総額についてお答えいたします。 発行可能額は総額140億1,650万円。内訳としまして、事業費分が123億1,430万円、基金分が17億220万円になります。 次に、平成19年度からの年度別、工事別の合併特例債の発行額についてお答えいたします。 平成19年度は、医大南部土地区画整理事業第6期に4億4,080万円、玉穂総合会館建設工事に2億2,800万円、玉穂中学校大規模改修事業に2億2,700万円など、総額で11億9,860万円を発行しております。 平成20年度は、医大南部土地区画整理事業第7期に2億2,810万円、防災行政無線施設整備事業に9,290万円、田富南小学校屋外運動場設備整備事業に7,800万円、玉穂健康管理センター大規模改修工事外構工事に6,870万円など、総額で7億50万円を発行しております。 平成21年度は、豊富小学校屋内運動場改築事業に8,200万円、山王川河川緑地整備事業に6,240万円、市道玉穂南通り線道路改良工事に5,950万円など、総額で3億4,090万円を発行しております。 平成22年度は、田富中学校武道場建設事業に6,980万円、市道田富西通り線道路建設事業に4,420万円など、総額で1億9,750万円を発行しております。 平成23年度は、三村小学校屋内運動場改築事業に2億4,120万円、市道田富西通り線道路建設事業に8,420万円、準用河川清川改修事業に7,300万円など、総額で4億6,800万円を発行しております。 平成24年度は、小中学校空調設備整備事業に1億3,910万円など、総額で2億1,750万円を発行しております。 平成25年度は、田富第一保育園大規模改修事業に3,510万円など、総額で6,660万円を発行しております。 平成26年度は、田富南小学校大規模改修事業に2億6,540万円など、総額で3億6,790万円を発行しております。 平成27年度は、シルクふれんどりぃ空調設備整備事業に3,140万円、市道田富Ⅰ-6号線及び市道玉穂3253号線改良事業に2,160万円など、総額で1億190万円を発行しております。 平成28年度は、学校給食センター(仮称)建設事業に1億3,210万円など、総額で3億4,290万円を発行しております。 平成29年度は、市庁舎整備事業に8億4,750万円、田富玉穂大津線道路整備事業に1億6,520万円、豊富小学校プール施設新設事業に1億1,180万円、豊富保育園大規模改修事業に6,730万円など、総額で13億2,670万円を発行しております。 平成30年度は、市庁舎整備事業に13億5,210万円、学校給食センター(仮称)建設事業に9億970万円、庁舎整備に伴うネットワーク改修工事に1億4,350万円、豊富小学校普通教室棟建設事業に1億3,110万円など、総額で27億7,010万円を発行しております。 次に、合併特例債の発行可能残額についてお答えいたします。 基金分は既に全額発行済みですので、ここでは事業費分についてお答えいたします。 発行済額と発行予定額を合わせまして、令和元年6月末現在の総額は、112億7,770万円、執行率で91.58%となり、令和2年度までの発行可能額は、残り10億3,660万円になります。 なお、最初に答弁させていただきましたが、発行期限の5年再延長のための新市建設計画の変更が議決された場合は、令和7年度までの発行が可能となりますが、発行可能額については変更ありません。 次に、7月以降の合併特例債の発行予定についてお答えいたします。 現時点で主なものとして、都市公園建設事業、豊富小学校普通教室棟建設事業、子育て支援総合拠点事業等を予定しております。 以上で、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  中楯教育総務課長。 ◎教育総務課長中楯孝博)  私からは明るいまちづくりのための防犯・防災についてお答えいたします。 中学生の通学路対策(防犯灯のLED化)についてお答えします。 中学校の通学路については6月議会の一般質問でお答えしましたが、交通量や街灯の設置など安全性を考慮し、学校が通学路として指定しています。また、市では通学路の指定は行っておりません。 続いて、中学生の通学路の市設置の街灯は田富中通学路で494カ所、玉穂中通学路で438カ所、合計932カ所あり、全ての街灯がLED化されております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  当局の答弁が終わりました。 小池満男議員の再質問を受けます。 小池満男議員。 ◆13番(小池満男)  再質問をさせていただきます。 特別、一般質問のところに書いていなかったんですが、中央市の平成19年度からの年度別工事費、また2番の特例債の補助金の総額等でございますが、今、年度別に回答していただきましたが、できれば、その年度別プラスこの使ったものの中で一般競争入札、指定競争入札、随意契約の3つに分かれると思いますが、それが今はすぐにはわからないと思いますが、ぜひ教えていただきたい。そんなふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  小池議員に申し上げます。 議長に対しまして通告の内容のみの質問とさせていただきます。ただいまの質問のほうは、その質問の範囲を超えないようにしてくださいとお願いしているにもかかわらず、ちょっとそれとはまた違った質問になっておりますので、違った質問にかえていただけますか。 小池満男議員。 ◆13番(小池満男)  それでは、合併特例債についてという質問の中で今質問をしたわけなんですが、合併特例債の質問の中でも細かく質問をしておかなければ、質問はできないということでございますか。 以上ですが。 ○議長(福田清美)  いえ、質問内容が、2番の特例債の総額と平成19年度からの年度別工事費、工事別の特例債の総額等々は当局のほうで答弁がございました。それに関する質問であれば受け付けますので、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。 小池満男議員。 ◆13番(小池満男)  それでは、ほかについて伺います。 今、残っている特例債が11億余りだというような話を聞きました。それで大体、大きな工事等は終了するんでしょうか伺います。 ○議長(福田清美)  橘田財政課長。 ◎財政課長(橘田修)  それでは、再質問にお答えをさせていただきます。 先ほど発行可能額は10億3,660万円というふうな答弁をさせていただきました。今議会に補正予算ということで地方債の減額、合併特例事業債の減額の補正を今回上程をしております。それが、この9月議会の補正予算が可決されますと、残額が13億7,000万程度の残額に若干ふえると、可能残額がふえるという状況になってきますけれども、今後の大型事業を踏まえると、残りの可能残額は発行し切ると。それにやはり若干別の財源は必要になってくるというふうに考えております。 ○議長(福田清美)  小池満男議員。 ◆13番(小池満男)  特例債については、確かに今までの補助金の対象の中では有利な起債であるということはわかります。しかし、これも市民のために有効に使ってもらわないともったいないな、そんなふうに感じております。ぜひ、有効に使っていただくようにお願いしまして、私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(福田清美)  小池満男議員の質問が終わりました。 関連質問を受けます。 関連質問はありませんか。 (なし) ないようですので、以上で小池満男議員の質問と関連質問を終わります。 次に、江間政雄議員の発言を許します。 江間政雄議員。
    ◆6番(江間政雄)  江間政雄。それでは、通告に基づきまして、一般質問をいたします。 農業振興。まず、質問1でありますけれども、農業後継者不足の現状に市独自支援施策を。 農家戸数は年々減り続けています。これには、農業で生計を維持していけない現実があります。ただ農作業をしているだけでは利益が低く、重労働の割には所得が低いからです。農家に生まれても勤めに行って給料をもらうことが安定しているため、農業を継がないケースはたくさんあります。 これらの現状から、農家の高齢化が進み、後継者不足の問題、課題を抱えております。この農業の現状を踏まえて、課題解決策とし農業後継者・担い手の支援育成に、市独自支援施策を打ち出すことが必要です。 新規学卒者や現在市外に在住している方、また市内において別の職業に就いている農業後継者及び親等の農業経営の継承、農地等の保全、介護等を含めて帰農を考えている方々等に、就農初期の経営リスクの軽減を図り、後継者の育成、担い手の確保、そして地域への定着が生まれ、農業人口増加のきっかけとなるように、農業にメリットをふやして、課題解決に取り組むことを望みます。 国は平成24年度から新規就農者の確保のための施策を設け、一定の効果は出ているとしていますが、農家戸数の減少や高齢化、耕作放棄地の増加など、本市の抱える問題の解決には至っていないことが現状ではないでしょうか。新規就農者の確保のためとしていますが、制度の要件として農地の所有権移転などハードルの高さがあり、要件をクリアできないケースもあります。 そこで、市に求めたいことは、国の事業に該当しない方を対象として、農業に意欲のある農業後継者、担い手の育成支援が柔軟に対応できる市独自支援施策の実現に向けての考えについて伺います。 質問2、豊富中央公民館の一般利用者への安心安全面についてであります。 現在の中央公民館は平成28年に豊富庁舎2階を改修して、平成29年1月に供用開始されました。地域住民に親しまれ、気軽に利用され得るものとしています。しかしながら、施設面において、障がい者、高齢者などが利用しやすい施設となっているのでしょうか。 一つ、利用者の声を届けますと、体の不自由な人やお年寄りの人が2階に上がるとき、車いすを使っている場合、この長い階段をどうやって上がるのかと言われました。このことから、2階に体の不自由な人などの利用者が安心して上がれ、施設を利用できる施設整備が必要と考えますので、次の点について伺います。 1点目は、エレベーターの設置整備の必要性は。 2点目、公民館一般利用者東側出入り口の段差25センチは現状のままなのか。 3点目、障がい者用の2階のトイレは。 質問3、豊富庁舎1階にできる空きスペースの利活用に、豊富地区の放課後児童クラブ活動の場を移す進捗状況は。 庁舎統合により豊富庁舎1階に空きスペースが出ます。現在、市議会でも庁舎統合に伴う施設の在り方検討特別委員会で、施設の利活用について議論されています。空きスペースの有効的な利活用が望まれます。行政サイドのアイデア立案の機会でもありましょう。 そこで、空きスペースの利活用の一つに、子育て支援事業の拡充を提案します。現在、豊富保健センターで放課後児童クラブが実施されていますが、使用されている施設は築30年が経過し、老朽化が進んでいるため、空きスペースの利活用に子育て支援事業の拡充が適していると考えます。 平成28年10月の中央市公共施設等総合管理計画の中でも、豊富地区の放課後児童クラブは豊富庁舎へ活動の場を移す検討をしますとしています。このことを踏まえて進捗状況を伺います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員の質問が終わりました。 当局の答弁を求めます。 有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  私から農業後継者不足の現状に市独自支援施策をについてお答えします。 はじめに、国の事業に該当しない方を対象として、農業後継者・担い手の育成支援が柔軟に対応できる市独自支援施策の実現に向けての考え方についてお答えします。 本市でも農業後継者不足や確保が最重要課題であることは認識しております。市内においても、農業の担い手・後継者の減少により、耕作放棄地が増加し、既存の営農者にも悪影響を及ぼしている状況でもあります。これらの課題を解決する一つの方策として、本市では農地を集積し、付加価値を高め、新規就農者が就農しやすく、農業後継者が営農しやすく、また、農業法人等の担い手が借りたくなる魅力ある大規模農地を整備していくことが重要と考えております。 このような状況の中、市では現在、国の補助事業を導入し、関原地区や宇山平地区での補助整備事業や大鳥居地区の耕作条件改善事業等を実施しており、遊休農地を解消し、農業後継者や担い手等が有効利用できる農地整備の事業を進めております。 次に、市独自支援施策についてですが、本市には県下で2団体ある中の1団体の農地利用集積円滑化団体である、一般財団法人中央市農業振興公社があり、本市の農業及び農村の健全な発展に寄与することを目的に、農業経営の基盤強化を図り、都市と農村との交流を促進する等の事業を展開しており、今後その活躍が期待されているところです。 こうしたことからも、本市の農業の課題である後継者不足等についても、簡単に解決できる問題ではないことを認識し、市では長期施策としてハード面の基盤整備事業を促進し営農しやすい農地を整備し、中期施策として公社においてソフト面の就農相談、営農相談、営農指導等、きめ細かい支援を充実させ、双方の連携を図るとともに、さらに市内で営農拡大を目指す意欲ある若手農業後継者等を対象とした独自支援策等についても、県等関係機関との連携強化をしながら、今後検討していきたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  田中生涯教育課長。 ◎生涯教育課長(田中俊浩)  それでは、私からは豊富中央公民館の一般利用者への安心安全面についてお答えします。 はじめに、エレベーター設備の必要性はについてでございますが、豊富中央公民館は豊富庁舎2階部分を一部改修し、平成29年1月から各種の市民団体やグループ、文化協会、スポーツ少年団等、多くの皆様にご利用いただいております。利用に際して、健常な方には階段を使い施設をご利用いただいておりますが、体の不自由な方や高齢者の方、車いすを使っている方などには、現在、階段部分に備えつけの昇降機のご利用をお願いしているところでございます。 今後においても、昇降機をご利用する際には、支所の職員に声かけをしていただき、支所職員等の介助等により安全にご利用いただくこととしており、新たなエレベーターの整備は考えておりません。 次に、公民館一般利用者の東側出入り口の段差は現状のままなのかについてでありますが、現状では出入り口に木製の台を設置し、段差解消を図り、利用者への負担を軽減させていただいております。また、車いす利用の方においては、入り口ドア部分が狭く、さらに道路に面しているため、スロープ等を設置するには急勾配で危険となるため、平日の日中は豊富支所正面玄関前のスロープ部分から支所に入っていただき、支所の職員に声かけしていただく中で公民館への利用をお願いする対応を考えております。 また、土日等の日中にご利用いただく場合、支所は閉所していますが、図書館は開館しておりますので、図書館の職員に声かけをしていただければ、支所正面玄関を解錠し、出入りいただけるよう対応してまいりたいと考えております。 なお、夜間の利用については、支所及び図書館の職員が不在となるため、利用申込時や施設利用状況を案内させていただく折に、玉穂総合会館等、ほかの施設利用をご案内させていただきたいと考えています。 最後に、障がい者用の2階のトイレはについてでございますが、平成28年に実施した豊富庁舎改修時に、2階小会議室の扉部分を改修し、障がい者もご利用できる多目的トイレを新設整備させていただいております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  中込子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(中込誉)  私からは庁舎統合による庁舎空きスペースの利活用についてお答えします。 豊富庁舎1階にできる空きスペースの利活用に、豊富地区の放課後児童クラブ活動の場を移す進捗状況はについてお答えいたします。 庁舎統合による庁舎空きスペースの利活用については、平成27年度に策定された中央市庁舎整備基本計画に基づき整備を進め、豊富庁舎については、支所以外に2,000平米ほどの余剰スペースが発生することから、築後40年を経過し老朽化が進行している豊富中央公民館の移設を最優先とし、平成28年度に豊富庁舎の2階の改修工事を行い、平成29年1月から供用を開始しているところであります。 また、そのほかのスペースについては、図書館機能が既に豊富庁舎の一部に取り込まれていることや、平成29年度に中央市児童館運営委員会兼放課後児童健全育成事業運営委員会で、児童館や放課後児童クラブの方向性の検討をしていただき、豊富保健センターの老朽化に伴い、同センターで実施している豊富放課後児童クラブを豊富庁舎に移転することが望ましいとの検討結果の報告をいただいているところでもあります。 また、中央市公共施設等総合管理計画の第1期個別施設計画では、豊富庁舎は支所機能、公民館機能、図書館機能、児童クラブ機能を導入した複合施設として整備し、子どもからお年寄りまで幅広いさまざまなサービスが提供できる施設としております。今後はこのような状況を踏まえる中で、また利用者や利用団体等からも意見を十分伺いながら、財政の平準化等も踏まえる中で検討していきたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  当局の答弁が終わりました。 江間政雄議員の再質問を受けます。 江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  ただいまの答弁で、市でも農業後継者や担い手の育成・確保が最重要課題であるという考えは理解するところであります。 その中で、国の補助事業を導入して、圃場の整備、耕作放棄地を改善し、農地として利用をさせてもらうように計画をされていると。それで、既にこの計画の中で、借り手は把握されているんでしょうか、お聞きします。 ○議長(福田清美)  有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  今の再質問にお答えさせていただきます。 借り手につきましては、既に借りていただく希望のところは決まっております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  その借り手の方については、どんな方法で把握といいますか、つかまれているんでしょうか、お聞きします。 ○議長(福田清美)  有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  方法ですけれども、その件につきましては、実際、宇山平という地区なんですが、そこにつきましては、ある業者がそこを借りてワインの栽培をしたいというふうな話をいただいたところがきっかけでございます。ですから、それが引き続いて話がだんだんまとまってきているというふうな状況でございます。 以上でございます。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  他の地区もこれから整備、耕作放棄地の改善などがあるという今の答弁ですけれども、これらについての、就農したいという人については、これから何らかの方法で募集などをとる考えなんでしょうか。 ○議長(福田清美)  有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  その質問にお答えさせていただきます。 これにつきましては、補助事業を導入する際に、既に借り手がついていないと導入できない事業でございます。ですから、既に目星はついているところでございまして、今、順調に進んでいるところでもございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  よろしいですか。 江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  事業が健全に推進できるよう期待をしたいと思います。過去、豊富地区の圃場整備したところも、整備したときはすばらしい農地になったなと。何年かたつと、けものが飛び歩くような状態に陥るというのが、高齢化などを伴って現実の農業の実態ではないかなと。補助金といいましても、市の税金も投入されるかと思いますので、無駄のないように事業の推進をお願いをできればと思います。 それでは、今の補助事業で圃場整備も支援の一つとは思いますが、これとは別に既に就農している若者、そして新規就農者に対して、就農初期の経営リスクの軽減を図る支援策をお持ちであればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(福田清美)  有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  ただいまの再質問にお答えさせていただきます。 現在、具体策等につきましては、明確にお答えすることができませんが、今後支援策につきましては、関係機関等ご指導いただきながら、有効な支援策について検討していきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  支援策については具体的には述べられないということも、難しいことかなというふうにも、財政的な面ということもあろうかと思いますけれども。 ここで、県内の笛吹市の新規就農者支援の取り組みについて触れさせていただきたいと思いますけれども、笛吹市では、平成22年から新規就農者に対して市単独で支援金を出していると。そして、果樹の里を支え、品質の高いブランド品を生み、成果を上げているという実績があると言われています。先進地とも言える笛吹市の取り組みを本市でも参考にされてはと思いますけれども、担当課長、いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  今、江間議員のおっしゃられた先進地事例を参考にしながら、効果的な支援策等について検討してまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  ぜひ、いい方向に向いてほしいなと思います。現在、就農している若者やこれから農業を目指す若い人たちが、希望を持って取り組むことができますよう支援施策の実現を期待しまして、次の質問に移ります。 質問2、豊富中央公民館の一般利用者への安心安全面についてであります。先ほどの答弁の中には、エレベーターの設置は考えてはいないということであります。現在、設置されている一人用昇降機を使うようにということでありますけれども、車いすを使われている方が公民館を利用するで入られてきたと。そして、座る昇降機へ移る。座ることは可能かと思いますけれども、その後はどうなるんでしょうか。車いすは置き去りといいますか、一緒には上がりませんよね。介添え者がいればとか、通常業務が役所が開いているときであれば声をかけるとか、そういうこともあろうかとは思いますけれども。公民館の東側の出入り口から段差があっても仮に入ったとして、そして一人用の昇降機でもって上がる。使われている車いすは足元に置いて動かないということについて、どんなふうにお考えでしょうか。 ○議長(福田清美)  田中生涯教育課長。 ◎生涯教育課長(田中俊浩)  再質問にお答えさせていただきます。 車いすを利用されている方が公民館を利用される場合の昇降機まで来られる場合、先ほどちょっと私のほうからも答弁させていただきました。支所の正面玄関、スロープ部分から入っていただき、それから支所の職員にお声がけをしていただいて、昇降台で2階に上がっていただくという形をとらさせていただきたいというふうにお話をさせていただきました。その中で、残された車いすをどうするかというご質問だと思うんですけれども、支所の職員、そこでおりますので、職員に階段で車いすをお持ちいただく。あるいは介助されている方が、同行されている方がおいでだったらば、その方も含めてご協力をしていただくというふうな対応をとりたいというふうに思っております。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  大変、車いすを使われている方につきましては、窮屈な動きを強いられるかなというふうに感じます。公民館の施設を利用するときに、車いすの使用がある方についてはという答弁もありましたけれども、他の施設ということを考えるであれば、何か公平性に欠けるのではないかなと。市民一人ひとりに対して。そういうふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  田中生涯教育課長。 ◎生涯教育課長(田中俊浩)  公民館につきましては、先ほどからお話をしているように平日につきましては、もちろん支所の職員、あるいは土日等であれば図書館の職員等がおります。ただし、支所が閉庁の場合、土日であったり、あるいは特に夜間の場合、この場合は支所もそれから図書館の職員もおりませんので、そういった場合は先ほどと答弁が重なってしまいますけれども、ほかの玉穂総合会館等の施設のご利用をいただくというご案内のほうを繰り返しさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  豊富庁舎を改修して供用開始して3年目になりますけれども、体の不自由な人たちに向けての使いやすくなったということは、残念ながら見えてこないなということを言わざるを得ません。 今のご時世、バリアフリーにするのが当然ではないでしょうか。また、公民館を新築しないであれば、長い目で見れば施設へのバリアフリー化は、今後考えていく必要性は十分あると思いますが、市の考えを改めて伺います。 ○議長(福田清美)  田中教育長。 ◎教育長(田中正清)  すみません。再質問について、私のほうからお答えさせていただきます。 豊富の中央公民館ということで、庁舎の2階部分を今供用していますが、次の質問3ともこの辺はリンクしてくるかと思うんですけれども、近い将来的に農政課、それから商工観光課等がこちらの庁舎に移ってくると当然1階に空きスペースというスペースが出てきますので、先ほどの答弁の中でも1階の空きスペースについて、詳細な具体的な活用方法についてはまだ明確なところは出ておりませんけれども、当然それらの空きスペースを、公民館という位置づけではないにしても、ある程度オープンスペース的に車いす等の方も使えるようなスペースとして利用ができるのではないかということですので、今後の1階スペースの活用の中で、それらも考えていけば、わざわざ2階へ上らなくても、1階で車いすを活用される方のそういうご利用するスペースも出てくるのではないかというふうに考えております。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  前の中央公民館が取り壊されまして、そして、今度庁舎を改修しての公民館と位置づけ。これは社会教育法に基づく公民館という認識でよろしいんでしょうか、伺います。 ○議長(福田清美)  田中教育長。 ◎教育長(田中正清)  今、ご質問のとおりで、そういうふうに考えていただいて結構です。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  それから、関連しますけれども、公民館、図書館もある東側の先ほど来から触れています出入り口の段差ですね。余りにも段差が急であると。板敷きが十数センチ敷いてあるということは私も承知はしております。 小さいお子さんを連れたお母さん。ベビーカーですらそうスムーズに入れるという、図書の利用に来ても、入れるというような状況ではありませんので、これらのこともやはり踏まえて、今後しっかり考えていってほしいなというふうに思います。いかがでしょうか、教育長。 ○議長(福田清美)  田中教育長。 ◎教育長(田中正清)  ただいまのご質問にお答えさせていただきますが、江間議員ご承知のように、もともとが通用口的な部分を図書館出入り口として活用しておりますので、ドア1枚というふうなことですので、そこに先ほども担当課長のほうからお答えさせていただきましたけれども、スロープ等をつけますと、北が車も通るところですので、何かあってそのまま北側のほうへ転がっていったときの安全の確保というのは非常に難しい状況にあります。 今、申し上げましたとおり、1階部分の今後の活用等を考えていく中で、そこから現在の図書館スペースへの経路等を、また1階のスペースを活用する中で考えていったらどうかということで、あの北側をちょっと改良するのは逆に利用者に危険性が及ぶというふうに私自身も考えていますし、幅も狭いところですので、こちらの1階の、今現在、庁舎で使っているほうからの経路を考えたほうが、より効果的なのかなというふうに考えております。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  それでは、3点目の障がい者用の2階のトイレでありますけれども、階段を2階へ上がって、そして多目的といいますか、障がい者のトイレに気がつくというか、目に入る表示が正面などにないために、非常にわかりにくい。階段を上り切って、右奥をのぞき込んでいかないとわかりにくい。それで表示も小さいということで、もう少し階段を上り切ったところで、右にこういうトイレがありますよという案内は、やはり利用者への親切の面で必要ではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  田中生涯教育課長。 ◎生涯教育課長(田中俊浩)  ご指摘のように庁舎1階の階段脇の壁のところに表示板で施設案内の掲示をしているところでございますけれども、利用される方がさらにわかりやすいように、矢印表示なども入れて、案内のほうをするようにしたいというふうに考えます。 ○議長(福田清美)  よろしいですか。 江間政雄議員、残りあと3分少々ですので、まとめてください。 ◆6番(江間政雄)  今度1階の空きスペースの活用ということにもなりますけれども、トイレの関係で見ますと、1階の西側のトイレが、廊下を行きますと右左に分かれていると。左が健常者、右が障がい、車いすを利用されている方が使えるという設備はありますけれども、入り口が、物が置き過ぎてといいますか、その方がトイレへ急いで行った場合に、あれではスムーズに入れないと思うんですけれども。庁舎の管理という面でいかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  飯室商工観光課長。 ◎商工観光課長(飯室隆人)  それでは、江間議員の再質問にお答えをいたします。 庁舎管理者ということで、私が豊富の庁舎管理者になっております。 ご質問の1階の右側の障がい者ということでございますね。今、右側のほうには、シルクの里振興公社が事務のほうをとっておりまして、そちらのほうの一部、物が置いてあるのかなというふうに思っておりますけれども、再度私のほうで確認をさせていただいて、撤去等もしておきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員。 ◆6番(江間政雄)  車いすを使用された方が、そこへ行って使えるということは、日ごろ職員がそういう目線でしっかり認識をして見ていないと、使う人がいないからといって、モップを立てたり、そういうふうなものを置くスペースにしてしまっては、本末転倒といいますか、まことにまずい状況だなと。これは、私だけでなくて、他の人が役所へ用事に行って、そこは右を見れば目につくところでもありますので、その辺の管理はしっかりしていっていただきたいというふうに思います。 それでは、質問の3のほうに移らさせていただきます。 庁舎の空きスペースの関係でありますけれども、現在豊富の放課後児童クラブが使用している保健センター、先ほども質問に載せましたけれども、築30年からたっていると。確かに老朽化は進んでいます。室内の、子どもたちが宿題なり、いろいろ書き物をするに、机、座ってしている手元が、ややこれでは暗いんじゃないかなというふうに感じます。それと、トイレ、昔、旧式の和式でありますけれども、女子のほうは1つ、簡易的なポータブルが乗っかっているといいますか置いてあるというふうな状況であり、そこで働いている、勤めておられる職員に伺いましたけれども、しっかり掃除をされているということで、担当課の取り組む努力の姿勢もそこでうかがえるかなというふうに感じたところであります。 明かりの改修など、考えていらっしゃいますか。担当課長、いかがですか。 ○議長(福田清美)  中込子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(中込誉)  再質問のほうにお答えします。 先ほども答弁をさせていただきましたとおり、放課後児童クラブにつきましては豊富庁舎に移転することを予定しています。その明るさの部分を、どのくらいの明るさが必要なのかということも調べてみなければ何とも言えない部分もあろうかと思いますが、移すということになっていますので、基本的には豊富庁舎のほうへ移すということを前提に考えておりますが、またその辺は暗いようであればということで、ちょっと検査というか、明るさを測りながら考えていきたいと思います。 以上です。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員、残りあと35秒です。 ◆6番(江間政雄)  前向きに取り組まれているということは重々私もわかります。議会の特別委員会でもこれから議論を重ねまして、子育て支援に微力ではありますけれども、私も支援させていただきたいというふうに思っております。 今定例会で3つの質問をいたしました。財政的に厳しいのはわかりますけれども、市民に向けて鋭意取り組みを進めていただく、市民のためにということでよろしくお願いしまして、以上といたします。ありがとうございました。 ○議長(福田清美)  江間政雄議員の質問が終わりました。 関連質問を受けます。 関連質問はありますか。 小池満男議員。 ◆13番(小池満男)  豊富庁舎の公民館の東側の出入り口、私、昨年利用させていただいたんですが、相当暗いです。そして、狭い通路のところでスリッパに履きかえて上に上る。その時、やっぱり年配者とか、私も相当年配なんですが、これはちょっとスリッパに履きかえるのは大変だなと。もっと80歳、85歳の人もいましたから、その人たちも大変だろうと思いました。それと同時に照明を明るくしてもらいたい、そんなふうに感じました。いかがでしょうか。 ○議長(福田清美)  田中管財課長。 ◎管財課長(田中実)  それでは、関連質問にお答えをさせていただきます。 現在の状況のほうをまた確認をさせていただきまして、暗いようであればまた対応を考えていきたいと思います。 以上です。 ○議長(福田清美)  飯室商工観光課長。 ◎商工観光課長(飯室隆人)  それでは、小池議員の質問にお答えをしたいと思います。 現在、東側のところに自動でライトが点灯するような形でついているような状況でございます。 以上です。 ○議長(福田清美)  ほかに関連質問ございませんか。 (なし) 以上で江間政雄議員の質問と関連質問を終わります。 一般質問の途中ですが、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時04分----------------------------------- △再開 午後2時13分 ○議長(福田清美)  休憩前に引き続き再開いたします。 田中清議員の発言を許します。 田中清議員。 ◆7番(田中清)  7番、田中清です。通告に従いまして質問をさせていただきます。 質問1、保育士の負担軽減に対する対策について。 保育士本来の仕事へ従事することにより保育の質の向上を目指して。 本年10月より保育料の無償化が開始されます。公立、私立を問わず、保育士の業務は多岐にわたり、保育本来の仕事はもちろん、雑用的な部分の業務が多いのが現状です。雑用に追われることで、時間内に保育だよりを書いたり保育全般をこなすことは非常に難しいことと思います。そこで、さまざまな時間帯で保育士が勤務している保育現場の中で、より安全によりよい保育ができることを考え、保育支援員の配置について提案いたします。 兵庫県西宮市では、子育て支援員を市で募集し、研修を受けていただき、人材確保に努めています。保育支援員の配置により保育士の負担は軽減し、離職防止や保育体制強化へつなげるのが狙いで取り組みが行われており、市の1カ所の保育所に月額9万円を補助し、保育士が保育業務に専念できるよう、保育支援員を活用しています。支援員の仕事内容は、保育施設や遊具の消毒、清掃、給食の配膳、後片づけなどを担当するものです。どういう人材を支援員にお願いするかといいますと、保育士のOBや子育て経験者など、地域の人材を活用することで、保育の質を高めることにつながると考えています。 本市の保育園でも保育士不足の中、より安全によりよい保育ができるよう、支援員の配置についてのお考えをお聞かせください。 質問2、明るい農業の未来へ魅力ある中央市へ。 1、農産物のブランド化の進捗状況は。 市内の四季折々の野菜、果実のブランド化は、市内外に情報を発信することにより、農産物をより広くアピールすることができ、農業の発展にさらにつながると考えます。私のこれまでの一般質問で、農産物のブランド化を推進する方向で検討いただいていると思いますが、現在の進捗状況と効果についてお聞かせください。 2、集客を考えた道の駅、農産物直売所の新たな取り組みについて。 市内には道の駅とよとみと農産物直売所た・からがあります。市のホームページを見ますと、さまざまな魅力を発信していますが、市内を訪れたり通ったりしたとき、立ち寄りたいなと思うような観光アピールを重ね合わせた、外にもっと魅力を発信できるホームページにできたらと思います。 四季折々の農産物の収穫時期に合わせたイベント情報、お祭りの開催など、さまざまな企画を盛りだくさんに行ってきましたが、観光と農業のマッチングの観点から、市とタイアップした企画の充実を図れたらと考えます。それには、1年を通じ農作物の供給ができるよう、研修会などを通し栽培技術や知識を学び、売り手、買い手の心理を理解し、どのように提供したら収入増につながるかなど、研究することも必要です。 また、他県で行われておりますが、法人の方の農閑期の収入源に対する対策として、農業離れを防ぎ、若い人も高齢者も就農しながらつくる喜び、売る喜びを実感し、間接的な収入による経済的安定を図る企画です。具体的には、農閑期の農作物が少ない時期に、法人の方がお年寄りの買い物、受診の送迎のお手伝い、休耕地の草刈りや伐採作業の手伝い、道の整備の手伝い、配食サービスの手伝いなどを、市の委託事業として実施することにより、法人の方の収入が増え、心も潤うという仕組みです。それにより、次の栽培への意欲が高まり、老若男女が年齢に関係なく地域の役割を通じて交流することで、市民生活の活性化にもつながると考えます。 このようなさまざまな取り組みを、道の駅や農産物直売所を拠点として企画、導入することにより、農業の魅力を高め、収益性を上げ、農業観光の振興を進めるべきと考えますが、市としてのお考えをお聞かせください。 以上2点、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(福田清美)  田中清議員の質問が終わりました。 当局の答弁を求めます。 中込子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(中込誉)  私からは、保育士の負担軽減に対する対策についてお答えします。 保育士本来の仕事へ従事することにより保育の質の向上を目指してについてお答えします。 国では待機児童の解消を目指して、2020年度までに約32万人分の保育の受け皿を確保することとしておりますが、この保育の受け皿確保には保育士の確保が必要不可欠となっているところであります。保育士不足は現在、全国的な問題となっており、本市においては正職の保育士について、受験資格年齢を平成30年度に33歳まで引き上げ、保育士を確保すべき対策を講じてまいりましたが、それでも保育士不足は解消できる状況にならず、臨時保育士やパート保育士に頼っている状況に変わりはありません。臨時保育士やパート保育士についても、1年を通してハローワークで募集はしているものの、応募する者は極めて少ない状況で、ここ最近では臨時保育士やパート保育士を確保することさえも困難な状況となっております。 議員からご提案されました保育支援員の配置についてですが、支援員の仕事内容を見るところ、遊具の消毒や清掃、給食の配膳や後片づけなど、研修も必要でない用務員的な業務を行うものが支援員ではないかと感じたところであります。確かに保育士には保育に専念する取り組みが最優先であり、用務員的な部分をカバーできる方がいれば、それが最善なことであるとは思いますが、比較的負担の軽い軽微なものであれば、保育士がそれが行っても十分ではないかと考えますし、さらに給食の配膳や後片づけは食育の一部であることや、保育室の清掃や遊具の消毒など全てが保育に該当してくるものだと思われます。 いずれにいたしましても、保育士の負担を軽減することも重要ではあると思いますが、まずは保育士を確保すべき対策を考えることが肝要ではないかと考えています。保育士の確保に向けた取り組みについては、全国的な問題でもあり、国や県でも考えているところもあると思われますので、本市で取り入れられるものがあるか、今後、国や県の施策なども注視しながら、保育士の確保に努めてまいりたいと考えます。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  私からは、明るい農業の未来へ魅力ある中央市へについてお答えします。 はじめに、農産物のブランド化の進捗状況はについてお答えします。 農産物のブランド化については、農産物の品目と判定基準の明確化が大きな課題であり、非常に難しい問題で大変苦慮している状況であります。こうした中で、本市のブランド化を進めるにあたり、どの品目、品種をブランド化していくのが効果的なのか等を検討する組織の必要性があると考え、今年度、生産者、県、市商工会、各JA、農業法人等、関係者の協力を得る中で、(仮称)中央市ブランド化推進協議会の立ち上げを検討しています。同協議会では、どの品種にするのか、判定基準をどうするのか、どこで判定するか、また検査体制をどうしていくか等の課題検討を考えています。 こうしたことから、ブランド化の大きな目的は、農家の所得向上、地域の農業振興が大きな目標であることから、引き続き関係機関との連携を図り、多面的に事業を進めてまいります。 次に、集客を考えた道の駅、農産物直売所の新たな取り組みについてお答えします。 現在、市では道の駅とよとみについては民間活力を導入し、サービスの向上による利用者の利便性の向上と管理運営費の削減による市の負担軽減等を目的に指定管理者制度を導入し、中央市農業振興公社に委託しております。中央市農産物直売所については、地域の生産者で構成する農事組合法人た・からが管理運営を行っております。 両施設とも市内で生産される新鮮な農産物を販売する地産地消の拠点になっていますが、市外からの入り込み客数が近年減少しているため、販売促進や流通体制の構築が課題となっています。 このような状況において、昨今の情報社会における魅力を発信する情報ツールの重要性は痛感しており、消費者ニーズに即したホームページの情報発信や、テレビ、ラジオ、SNSを活用した農産物の情報発信等、いろいろな情報ツールを活用しながら、市の農産物等の販売促進につなげていきたいと考えております。 なお、観光と農業マッチングについては、各施設においてアンケート調査等を行い、消費者ニーズを把握する中で、道の駅とよとみとた・からを核として、本市農産物と既存の観光施設や文化財を活用した通年型グリーンツーリズム等の新商品開発を進めている等、新しい観光資源の発掘に努めていきたいと考えます。 また、法人の委託ですが、市では農業振興にかかわる遊休地の草刈り等について、中央市農業振興公社に委託し、実施しておりますが、その他各法人への委託について関係機関と協議し、検討していきたいと考えております。 このようなことを継続して実施していくことにより、農家の所得向上と地域の農業振興に繋がっていくものと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  当局の答弁が終わりました。 田中清議員の再質問を受けます。 田中清議員。 ◆7番(田中清)  ご答弁ありがとうございました。 まず、保育士の関係ですけれども、答弁で保育士の確保が全国的に非常に厳しい、重要な課題であるということがよくわかりました。 そこで、保育員というよりも保育支援者という形の中で、保育の仕事というのは非常に多岐にわたっていて、例えば発達の障がいがある方には、本当に待つ心、事細かな対応も必要ですし、子どもたちに多岐にわたっての配慮、恐らく中央市でもやっていると思うんですけれども。そういう中で雑用等も多いということで、やはり地域のOBとか、子育てをした年配の方々に有償ボランティアという形の中で、そういう支援者を募ったら保育士の確保ができるということは言い切れないですけれども、共生社会の中で多くの方たちが有償ボランティアという形で1つの園に何人か行くことで、風通しがよくなって、保育の重要性とかそういうのがわかってくると思うんですけれども。 再度、保育支援員についてご検討いただけるか、ご回答よろしくお願いいたします。 ○議長(福田清美)  中込子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(中込誉)  再質問にお答えをさせていただきたいと思います。 保育支援員ということでございますが、先ほども答弁のほうをさせていただきましたけれども、比較的雑用的な部分が、その支援員のやる業務かなという部分で、いろいろ市の行政のほうの部分で、シルバー人材センターのほうでお願いしている部分もあったり、各課でですね、そういった部分もあったりしますので、一時的なものであればそういったところでも大丈夫なのかなという感がいたしました。先ほども申し上げましたように、全てを含めて保育という部分になってきますので、当然有償ボランティアでも来ていただく方がいれば、それに越したことはないと思いますし、そういった方はパート保育士という部分で勤めていただけるのかなというふうにも思います。先ほども申し上げましたとおり、保育士さんを確保することが一番いいのかなというふうに思っていますので、そういった形の中で進めていきたいなというふうに思っています。 以上です。 ○議長(福田清美)  田中清議員。 ◆7番(田中清)  ありがとうございます。 重ねての質問になると思うんですけれども、私も厚生常任委員のほうに入りまして、保育園の入園式と卒園式にも何度か参加させていただきました。その中で、玉穂保育園の中で、ちょうど卒園式の中で、女の子は保育士になりたいという子、結構いらっしゃったんですよ。その中で男の子も将来の職業を保育士になりたいという子もいた。だから、それだけ保育園の園児にとって、保育士は非常に大切な職種だと思っております。人生で初めて先生と呼べる方が、恐らく保育園、幼稚園の先生になると思います。 私も田富保育園に、今は田富中のテニスグラウンドが保育園だったころに、両親が本当におとなしい子どもで心配して、本当の話です。姉が一つ上にいたものですから一緒に、1年人より、同級生よりも1年多く保育園に通わさせていただきました。そうしたら何か親の願い以上ににぎやかになってしまったと、親は悔やんでいましたけれども。 そのように、希望を持って保育士になっている方は恐らく多いと思うんですよ。今、保育士として仕事に携わっている方。そういう人たちが離職を妨げる、離職をしないようにするために今回、提案をさせていただきました。 だからぜひ、給料が安いとか仕事がきつい、そういう中で自分が志したもので、結構やめていく方が、中央市じゃなくて、ほかの園にも非常に多いと聞いております。そういう中で、雑用的なことをOBなり、子育て中のママ、またシルバー人材にそういう部分を補っていただければ、非常に変わるんではないかと思って提案をさせていただきました。 本当に申しわけないんですけれども、もう一度ご答弁を。 ○議長(福田清美)  中込子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(中込誉)  再質問のほうにお答えさせていただきます。 同じ答弁の繰り返しになってしまうかもしれませんけれども、現場のほうで雑用的な部分が実際どれぐらいあって、保育士がどのくらいの負担をしているのかということを、調べることも必要になってくるのかなということを感じております。現場のほうでは、毎月園長会議、施設長会議を行いますけれども、その中でまた意見を聞きながら、またそういった保育支援員的な部分が必要であればと、必要な業務があればというようなことで、検討というか、活用できればそのようなことでやっていきたいというふうにも思っていますので、それはまた園長、園長会議等を通じまして考えさせていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(福田清美)  田中清議員。 ◆7番(田中清)  ありがとうございます。これからの保育園のあり方も非常に大きく変わるような、そういう予感もするんですけれども、ぜひこれからの課題として検討していただければと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次に、農業の未来についてですけれども、農政課の課長のほうからブランド化については、自分自身も簡単に言ってしまっていますけれども、非常に難しい問題だと自分も捉えております。自分が24歳で農業を始めたときに、よくお世話になった先輩たちが、ちょうど30代だったんですけれども、今現実に70代を超え、あと五、六年もすると非常に中央市の農業はどうなるのかなという、そういう心配をしております。 そういう中で、少しでも経営が向上するような形を、田中市長も農業が基幹産業であると言っていただいておりますので、少しでも向上できれば。一歩一歩、ブランド化はしっかり足を踏むような形で進んでいっていただければと願っております。 また、道の駅とよとみ、また四季新鮮広場た・からについても、最初始めた当時、農家は値段がつけられない職業だと思っております。みんなにつけていただくという形。自分がこれだけ欲しいという、そういうものが言えないようになっていまして、それで農家の方々が直売所とか道の駅に出すときに、初めて値段をつけられるということが、すごく大きな喜びだったんです。自分自身が値段をつけられるという。それが非常に革命的なことであって、本当に年配の方も元気に、自分が今まで余り頑張っていなかったんだけれども、非常に頑張るようになって、一時期非常に売り上げが伸びた。今は非常に頭打ちの状況です。 それで、中央市の農業も高齢化が進んで、昔と違って山梨一の施設野菜の産地ではなくなってきています。また、6月の県の補正を見ても、果実と畜産には非常に補正が出るんですけれども、そのほかの農作物に対しての補正は、非常にないと言ってもいいような形を自分は思いました。だから、果樹王国山梨なんだなという中で、少しでも農家の収入がふえるような形の中で、今回他県で行われている法人のことも言わせていただきましたけれども、これから観光とのマッチングを非常に考えていっていただきたい。 今、スイートコーンマラソンと、サイクリングをされていますけれども、例えば中央市としてお隣の市川三郷とか、甲府市になった中道との連携とか、そういうのは考えているのか。ちょっとその辺をまずお聞きしたいですけれども。 ○議長(福田清美)  飯室商工観光課長。 ◎商工観光課長(飯室隆人)  それでは、田中議員のご質問にお答えをしたいと思います。 商工観光課で交流イベント事業ということで、先ほどサイクリング、またマラソンということで4月、6月に実施をしております。こちらのほうも全国のほうから大勢の参加者を得る中で開催ができております。そして、いろんな提供品等々につきましても、新規就農者から出していただいたゴールドラッシュをマフィンの中に入れたりとか、あと、た・からさんからもいろんな農産物等々も出していただいて、休憩所でいろんな商品提供等もしているところでございます。新規就農者についても、自分のゴールドラッシュがこういうイベントで使っていただいて大変ありがたいと、タウンミーティングのときにもその方も出席をされたという状況の中で利用のほうもしております。 マラソン等につきましては、近隣町村、市川三郷町のみたまの湯さんとか、職員の方等々にもご協力いただいてイベントのほうも開催をしているところでございます。また、サイクリングにつきましては、笛吹市さん、甲府市さんと市川三郷町さんとも連携をしながら開催をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(福田清美)  田中市長。 ◎市長(田中久雄)  じゃ、少し私のほうからお答えをさせていただきます。 今、議員ご質問のとおり、近隣との連携、特に旧中道町、それから旧三珠町あたりとの連携ということですけれども、やはり一つの地域、市、あるいは町ということで完結する、観光にしても農業にしてもそうですけれども、完結するというのは大変もったいないことだというふうに思います。これからはやっぱりそういうふうにお隣との連携ということは大変重要なことだと思っておりますので、競い合う相手かもしれませんけれども、そこはしっかりお互いの利益のためというか、お互いの市の発展、町の発展のためには、そういうことが必要だと思いますので、またこれから今後そこら辺も含めて、しっかり検討させていただきたいと思います。 ○議長(福田清美)  田中清議員。 ◆7番(田中清)  ありがとうございます。 実は、環境大臣に小泉さんがなって、環境問題が今、非常に取り上げられていますけれども、8月に政府間パネルIPCCというのが、土地利用によって気候の変動に対して警鐘を鳴らしました。どのように土地を利用していくかによって、地球全体の温暖化が2倍になったりとか、1.7倍になったりということを、8月の時点で新聞で報道されたのをちょっと見たんですけれども。自分自身が今、田中市長からお答えいただいた連携していくということは、今中央市がサントリーのブドウ園を来年度からまた国の事業を通してやっていく。将来的には20町歩、20ヘクタールの土地にしていくという中で、前にも話したと思うんですけれども、みたまの湯の辺から米倉山という丘が、土地をしっかり開発しながら、交流の場になるんではないかというのが。 実は、中央市は前にも話したと思うんですけれども、他県から移住してきた方が非常に多い。その中で、20分車で飛ばして行けば、四方八方どこへ行っても自然があるという中で、みたまの湯から米倉山あたりは、丘だというふうなことを言うんですよ。今回台風15号の被害で倒木を専門家が見るには、木が腐っている、芯が腐っている。それは、木の整備をしていないからだということも訴えていた専門家も、ニュースでちょっと聞きました。そういう中で、そういう丘を、自分も豊富を何度も選挙のときに行かせていただいて、非常にきれいだなと。富士山は見えないけれども、南アルプスとか八ヶ岳を見る景観は非常に立派なところだなと。都会の人たちが来たときに、きっと絶賛してくれるんではないか。だからこそ、みたまの湯が「1時間で大自然が待っている」というキャッチフレーズで県内外から訪れるというのがわかるような気がするんですよ。 だから、農業とのマッチングというよりも、農村とのマッチングを考えていただいて、多くの方が来るような環境整備をこれからやっていただければとも思っております。 また、今、市川三郷と豊富と中道というのは、トウモロコシを大体同じ時期に販売をしているんですけれども、フルーツラインが通れないぐらいの往来があるじゃないですか。それを一本化をして、フルーツラインではなくて、ゴールドラインぐらいにして、多くの方に来ていただけるような、そういうのを連携をとりながらやっていっていただければ、農家の励みにもなるのではないかと考えています。 なかなか、まとまった意見ではないんですけれども、また前回のときも言わせてもらいましたけれども、スポゴミというのもちょっと提案させてもらいましたけれども、場所を見つけて、みんなでごみを拾って、そういう形をとって、山梨の真ん中とかタイトルをつけて、道の駅なり、た・からに行くなりして、還元できるようなそういうイベントも持ってみたらどうかなというふうな考えもあるんですけれども。農業、農村を大切にしながら、マッチングできるような考えがあったら、ぜひお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田清美)  政策的なことのようですので、田中市長。 ◎市長(田中久雄)  じゃ、私のほうから少しお答えをさせていただきたいと思います。 先ほどもお話を申し上げましたとおりなんですけれども、今私ども、先ほど話が出ましたサイクリング、あるいはマラソンという2つの県外あるいは県内の皆さんをお招きしてのスポーツイベントをやっております。その参加をしていただいた参加者からの感想、これはインターネットへの書き込みとかいろいろあるんですけれども、そういうものを見させていただくと、先ほど議員おっしゃられたように眺望という、非常にすばらしいところを走らせていただいたというような話といいますか、感想は大変多く寄せられておりますし、今、私どもが昨年度整備をいたしました豊富の農村公園の人口芝のグラウンドですけれども、あそこも大変県外の方の利用も多い施設でございまして、今ほとんど空きがない。そういうような状況ですけれども、そこでもやはり、眺め、眺望ですね。サッカーグラウンドとして、これだけの眺望のあるところはないと。大変すばらしいところだという、大変いい好評をいただいているところです。 やはりそういうことを含めた中で、これからやっぱり農業をただ物をつくって売るだけではないという、そういうことも踏まえる中で、どういうふうに農家の皆さんの収入増につなげていくかということも大事なことだというふうに思っておりますので、またそこも、先ほど申し上げましたように、今後の検討課題として、私どもしっかり検討してまいりたいと思います。 ○議長(福田清美)  田中清議員、2分を切りましたので質問をまとめてください。 ◆7番(田中清)  まとめます。 貴重な意見をいただきまして本当にありがとうございました。 自分自身も、自分のわがままで農業を始めたもんで、それで3年前から子どもが跡を継いでもらったんですけれども、自分のときは本当に借金で苦しかったんですが、子どもとやっていて非常に楽しいなと自分では思っております。 あと、ここ5年ぐらいが、自分たちの先輩が80ぐらいになってしまいます。本当にこの5年が農業にとって、中央市の農業にとって大切だなという思いが、自分自身も非常に思っております。ぜひ、いろんな方々と協議をしていただいて、農業振興を進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(福田清美)  答弁はよろしいですか。 ◆7番(田中清)  はい。 ○議長(福田清美)  田中清議員の質問が終わりました。 関連質問を受けます。 関連質問はありませんか。 中沢美恵議員。 ◆1番(中沢美恵)  保育士の仕事について質問させていただきます。 田中議員がおっしゃったように保育士になりたくて皆頑張って保育士になるんですけれども、やっぱり仕事が大変でやめていく方が多いと思います。また、その理由として、保育の仕事よりもやっぱり発達支援の子への指導、また要保護、虐待などによる子どもたちへの援助の仕方が難しくて悩んでしまったり。また、一番大きい原因とまでは言わないかもしれないですけれども、保護者との対応。言葉がよくないかもしれないですけれども、ちょっとのけがですごく言われたりとか。若い先生が多かったりするとその対応などがとても難しいと思っています。 それで、それが原因で離職してしまう方とかが多いと思うんですけれども、本市として、発達障がいの子たちに対する支援員等の研修や、また要保護などの生活支援なさっている方との協力などを、各関連との連携が必要だと思いますが、今の現状としてそういう方々との研修やまた話し合いの場など、保育士が少しでもやっぱり心、体は休めば、寝れば元気になるかもしれないですけれども、心のケアというのはなかなか難しいと思いますので、そういう研修では自分の気持ちを言うだけでも大事だと思うので、そういう場などがあるでしょうか。よろしくお願いします。
    ○議長(福田清美)  中込子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(中込誉)  関連質問についてお答えをします。 いろいろな保育士さんの研修につきましては、国のほうでやっていたり、市のほうでやっていたりする研修がありますので、当然発達支援とか虐待の関係とかいう研修もその中に含まれているというふうに思っています。 今後、そういった方たち、園児についてはどうしても手がかかってくるということは、これは当たり前のことでございますので、そのためには先ほどからずっとお話があります、保育士不足の解消をしていかなければならないということもあると思いますので、そういった研修、保育士さんは研修を積まれていますので、そういった研修を生かすとともに、保育士の確保に努めてまいりたいなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(福田清美)  ほかに関連質問ありませんか。 名執義高議員。 ◆14番(名執義高)  田中清議員の明るい農業の未来についての部分で、農産物のブランド化の関係で質問させていただきたいと思っています。 先ほどのいろんな答弁の中で、ブランド化とそれから農業の6次産業化というのは、非常に大事なことだなということを痛感をいたしました。そして、やっぱりこの自然環境、すばらしい環境の中で、農業の自然とマッチしたところで、いろんなブランド化や6次産業化を図っていく、これは今からの大きなアイテムだなということを痛感しています。 中央市の商工会議所では、こういった問題についてもいろいろ検討した経緯があります。ドライフルーツがありますけれども、ドライ野菜をつくったらどうだとか。あるいはトマトに特化してトマト焼きそばとかそういうありますけれども、もっとトマトの料理をPRしようじゃないかとか。独自のものをやっぱりつくっていかなきゃだめじゃないかとか。いろんなアイデアをしました。 私は今一番大事なことは、農産物には今最も大事なことはやっぱり地産地消と安全だと思っています。消費者のニーズを見ますと、できるだけ農薬をかけないものがいいよねと。自然につくられたものは味が違うよねと。こういう人がつくったものはすばらしい、こういう安心した農業者のつくったものはやっぱり大事にしたい。そういうニーズが間違いなくある。ですから、見てくれや形だけでブランド化していくと、よくあるブドウが盗難にあう、スイートコーンも盗難にあうというようなことにもなりかねない。 やっぱり小さな農業を大事にしてブランド化を図っていくということが非常に大事だというふうに私は思っています。地産地消、安全の面で農業の充実をしていく観点から、そういった政策を推し進める点についてご質問いたします。 ○議長(福田清美)  有泉農政課長。 ◎農政課長(有泉浩貴)  名執議員の関連質問にお答えさせていただきます。 ご指摘の地産地消、安全安心が大切というものは、もちろん言われるとおり大切なことでありまして、それをもちろん前面に出しながら、今後ブランド化の検討委員会、先ほど答弁させていただきましたブランドの検討委員会の中で、その辺も踏まえる中で、その中には先ほどの商工会のお話もあったと思いますが、その辺のメンバーにも入っていただきまして、その辺のノウハウも勉強させていただきながら、冒頭申しました安全安心、地産地消を前面に設けながら、検討していきたいというふうに考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(福田清美)  以上で田中清議員の質問と関連質問を終わります。 以上をもちまして、本日の日程を全て終了いたしました。 あしたも午前10時より一般質問を行います。 よろしくお願いいたします。 本日はこれで散会いたします。 ありがとうございました。----------------------------------- △散会 午後2時57分...